人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術 (祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
3.10
  • (5)
  • (15)
  • (56)
  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 227
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396110529

作品紹介・あらすじ

人間の老化は、「知力」「体力」より、まず「感情」から始まる。記憶力の衰えを気にする人は多いが、知能・知性は高齢になってもさほど衰えないことがわかっているし、正常歩行能力なども思っている以上に、維持される。それよりも問題なのか、怒り出したらずっと怒っているといった、感情のコントロールや切り替えができなくなったり、自発性や意欲が減退していく「感情の老化」だ。脳の中でも、記憶を司る「海馬」などよりも、人間的な感情を司る「前頭葉」から、真っ先に縮み始めることがわかっている。これを放っておくと、体も脳も見た目も、すべてが加速度的に老化してしまう。本書の「前頭葉を若く保つ習慣術」で、感情の老化を食い止めよう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「老化」は前頭葉、すなわち感情を司る器官から始まるんだそうです。そのため前頭葉を活用していけば老化は防げるのだとか。なるほど。専門家が言うからにはそうなのでしょう。

    ちなみに感情年齢52歳でした。

  • 人間の老化は、「知力」「体力」より、まず「感情」から始まる! 脳科学によると、記憶を司る「海馬」などよりも、人間的な感情を司る「前頭葉」から、真っ先に縮み始めるという。これを放っておくと、体も脳も見た目も、すべてが加速度的に老化してしまう。本書では、「前頭葉を若く保つ習慣術」を紹介する。

    序章 「感情の老化」とは何か?―人間の脳は「前頭葉」から縮み始める
    1章 何もやる気にならない人、何でも心から楽しめる人
    2章 いつもイライラしている人、のんびりと心静かな人
    3章 落ち込んだら長い人、パッと切り替えのできる人
    4章 物忘れのひどい人、記憶力が衰えない人
    5章 年を取ることが不安で仕方ない人、年を取っても気楽に生きられる人

  •  著者は老人専門の総合病院で臨床医として10年以上勤務し、老年精神医学を専門とする。この分野は高齢者が多い日本に特有のものであるとの事。数千枚に上る老人の脳の写真の観察から、脳は特に感情を司る前頭葉から縮み始めるらしい。
     この感情の老化を、やる気、イライラ、落ち込み、物忘れ、不安と順を追いながら、防止法・対処法と処方していく。
     特に頭脳も運動能力と同様に、トレーニングによって、衰えをカバーできるようだ。家庭菜園、ギャンブル、キャバクラと好きなことなら実行し、お金は使いきれと。
     政治家がいつまでも若い理由、長野県のPPK(ぴんぴんころり)実現要因。多様な具体例を引きながら、ココロのアンチエイジングを説く本。

  • すべてのキモである感情を老化させないため、どうすればいいか(前頭葉教育)について書かれている。中高年に向けた中谷彰宏のような本だった。また、現代では呆けた老人は案外ケアが充実しているが、馬鹿な老人は本当に誰からも相手にされず、悲惨である(187ページ)という指摘に納得した。

  • 知力や体力からではなく、老化は感情をつかさどる前頭葉の委縮から起こることが、腑に落ちる本だった。

    高齢になると体調不良で体力が落ちてしまうから、好奇心ややる気が失われているものだと考えてしまっていたけど、それだけではなく、前頭葉が委縮するためにそんな傾向になってしまうのだと納得。

    私も、すでに萎縮しているのかもしれないと思い当たることがある。
    面倒くさいな~って思うことが以前より増えて来たから。

    読んでいると、日頃から意識して出来ることは、すぐにやれそうなものが結構あった。

    いつものワンパターンな暮らしから脱却。
    散歩等の外出でもルートを変えてみる。
    本やテレビで内容を受け売りでも人に話す。
    人の話は、質問をするつもりで聴く、鵜呑みにしない。
    ギャンブルに行く←これは、したいとは思わない。
    意欲のある人の行動、言動を見習う。

    読んだ内容を自分なりに「出力」することも大事。
    このレビュー・感想もそれに該当していると思う!

  • 3

  • 前頭葉ねえ

  • 知力・体力よりも感情力が衰えることの心配をした方がいいそうです。
    思い当たることがいっぱいあってとても腹に落ちました。

    逆に感情力が衰えることで、知りたいとか身体を動かしたいと思うことも無くなるという、当たり前の事実にはドキッとさせられました。

  • 2015/7/26bookoffで購入。

  • 人は感情から老化するとは知りませんでした。
    若いうちからの備えが大切だと痛感しました。

全38件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年大阪府生まれ。和田秀樹こころと体のクリニック院長。国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師。1985年東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て現職。

「2018年 『やってはいけない健康診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和田秀樹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デール カーネギ...
ジェームズ アレ...
ロバート キヨサ...
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印

人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術 (祥伝社新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする