江戸の下半身事情 (祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 198
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396111274

作品紹介・あらすじ

現代日本人にも通じる江戸市民の「性愛感覚」。

感想・レビュー・書評

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  • 三浦しをんの書評本「本屋さんで待ちあわせ」で紹介されていて読んでみたいと思った本。他の方も書いてあるように、作家さんが面白おかしく書いているというよりは、研究者が一般向けにわかりやすく解説しているといった感じ。
    今まで謎だったことや、知らなかったことがわかり面白かったです。個人的にはもっと文献の引用や深く掘り下げたところまで書いていてくれたらよかったのになぁといった感じ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      読んでみます、、、
      読んでみます、、、
      2014/03/04
    • maya0u0さん
      是非是非、読んでみて下さい^^
      歴史の勉強にもなって面白いですよ〜☆
      是非是非、読んでみて下さい^^
      歴史の勉強にもなって面白いですよ〜☆
      2014/09/15
    • 芳梅さん
      この人は作家のわりに史料を蒐集されて書かれているので、江戸の性事情の具体的なイメージがつかめました。
      ただ、事例紹介だけなのは残念。今一つ...
      この人は作家のわりに史料を蒐集されて書かれているので、江戸の性事情の具体的なイメージがつかめました。
      ただ、事例紹介だけなのは残念。今一つ。
      2015/06/03

  • 一口に江戸時代と言っても300年近くあるわけで。
    鎖国により、完全ではないが外からの文化流入が狭まると、独自の文化、風俗が発達する。そこに、大量の外の文化が入り込むと、進化、そして、また同時に淘汰、侵食も始まる。
    善し悪しは別として。
    さて、タイトルの通り。実に面白い。町人文化ってのは、本当に笑わせてくれる。
    とある馬を引いて歩く酩酊状態の男がいたと。たまたま出くわした男と話してる内に転んでしまい、ひょんなことから、馬に自分のイチモツを食い千切られてしまう。が、酩酊状態の男は大丈夫大丈夫とそのまま帰ってしまう。
    居合わせた男が、こんな所にイチモツを置いてっちゃ大変だ、と町役人に届けだそうな。町役人はその男を探し出し、竹の皮に包んで自宅を訪れる。
    対応に出た女房は、寸法を確認する所、旦那の魔羅に相違ないと答えたそうな。町役人は、その辺にイチモツを捨てちゃ迷惑だから頼むよと帰って行ったとさ。
    町人の日記にはこんな冗談のような珍事件が残されている。

  • 2017.06.06 シミルボンより

  • 新書

  • <目次>
    第1章  江戸の性生活は楽ならず
    第2章  性風俗こそ江戸の一大文化
    第3章  「フーゾク都市江戸」をのぞく
    第4章  江戸発、「性」の事件簿

    <内容>
    江戸時代のさまざまな小説などを題材に、タイトル通り、下半身事情を赤裸々に語ったもの。語り口も優しく、下々の話がよく分かる本でした。
    逗子市立図書館

  • 巻末の参考物件の膨大さに驚く。新書だから読みやすさ重視な感じで、詳しい人には今更感があるかもしれない。

    だが、時代小説を読みたいけど、苦手だった日本史で習ったことも忘れてるし、時代劇映画もTVドラマも見ないしなあ、という私にはこういう性風俗から入ると、あら不思議、ハードルが一気に低くなって取っつきやすい。

    当時の女郎や娼妓は(性病予防の意味での)コンド-ムも性病が完治する抗生物質もなかったので梅毒罹患率が…という辺りに(言葉本来の意味での)鳥肌が立った。陰間も女郎も所詮は人身売買、しかも激安、って悲しい話だよなあ。現代に生まれて良かったかも。

    時代劇のお約束や江戸時代への極度の美化が実はそうじゃないですよ、と淡々と綴っていく語り口ににシビれる。

    永井さんの時代小説、俄然読んでみたくなりました。

  • 現代の常識から見るとなかなかにぶっとんでいる江戸時代の性風俗について概説した入門書。
    これを読んでから改めて江戸時代を舞台にした小説、ドラマ、映画、漫画などに目を通してみると、描かれなかった舞台の裏側があれこれと邪推できて面白い(?)かもしれない。

    本書は冷静かつ真面目に参考文献から事例を紹介していく体裁。作者の押し付けがましい主張などもなく読みやすい。
    特に目新しい内容ではないが、広く浅く全般的に紹介しているため入門書として最適。
    ここから興味が出た項目について、更に詳しく専門書などで勉強していくのがよいと思う。

  •  三浦しをんの書評から。

  • 時代作家の永井氏が江戸時代の庶民生活関係の史料を蒐集して、江戸の下半身事情に迫った一冊。

    内容は史料に記載されている下半身事件簿を紹介していく。周縁身分の遊女の事情や江戸の町長屋での男女の房事、男色専門の陰間など視点は多岐にわたる。

    女郎買いの場に、吉原や岡場所、宿場の女郎屋、切見世など様々な種類のものがあるということも知ることができる。
    江戸の性事情をおおまかに掴み取るのには打ってつけの本であろう。

    ただし、事例紹介に終始している点は残念。

  • 江戸の風俗文化を書いた本。タイトルで想像するよりも、けっこう淡々と事実を書いていく感じ。いろいろと興味深い。こういうのを読んでいると、今の時代の価値観とか、貞操観念とかって、たったの百年かそこらで出来たものに過ぎないんだなぁ、、と気づきます。

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著者プロフィール

『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な作家活動に入る。江戸の風俗に精通し『幕末一撃必殺隊』ほか多数の時代小説を執筆。ノンフィクションに『下級武士の日記でみる江戸の「性」と「食」』など。

「2019年 『春画でたどる東海道五十三次』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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