- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396111915
感想・レビュー・書評
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断片的に色々と聞いている中学受験に関する情報をまとめて整理してくれている。首都圏、中でも東京・神奈川の情報が多いが、これは日能研の教室が多くあるのと関係があるのかもしれない。
個人的には中学受験や中高一貫と言うと、難関校のイメージが強いのだが、本書では偏差値50前後も含めて掲載されているので幅広く情報を得ることができる。ただし、私立校や首都圏がメインになっているので、国公立校や東京・神奈川以外の地域の中学受験を考えている人は、また別の情報源が必要になる。
学校紹介の部分を省けば、中学受験全般の大まかな知識が得られるのは良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
入試を乗り越えるための本ではなく、入試を考えるための本。中高一貫校にはどんな所があるのか、何に注目したらいいのかなんてのを解説してます。
さまざまな学校が実名で紹介されているんだけれども、東京・神奈川がメインなのはご愛嬌☆ 首都圏外の人が読んでも参考にならない点は多いかなあ。
とはいえ、学校探しをする上の参考にはドンドンしたらいいじゃない! 真剣に学校選びをするんであれば、いろいろ使えるとは思う。ただ、こういう本があること自体、子どもの自主性を否定しているようで、複雑な気分。いや、そりゃあ小学生が主体的に自分の行きたい学校を考えるっていうのは難しいかもしれないけどさ!
日能研による書籍ですが、特別な日能研押しはない。当然、少しはあるんだけれども。
【目次】
はじめに
第1章 中学受験人気の背景
第2章 〈こんなに増えた中学からの選択①〉激変する大学附属校
第3章 〈こんなに増えた中学からの選択②〉強くなる私立進学校
第4章 〈こんなに増えた中学からの選択③〉変化する国立大学附属、増加する公立中高一貫校
第5章 寮のある学校…中高一貫教育の特別形態
第6章 志望校選択のあれこれ
第7章 中学入試の実際、併願の考え方