観音経入門(祥伝社新書204)

著者 : 松原泰道
  • 祥伝社 (2010年6月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112042

観音経入門(祥伝社新書204)の感想・レビュー・書評

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  • 仏教の考え方、今一度勉強したいと思った。
    この本と、般若心経入門は好きだ、
    自分の考え方に新たな目線を、しっくりとくる考え方を与えてくれる。

    仕事をしながらも、既存の価値観を疑い、
    新たな考え方を作ったり、古きよき考え方を伝えられるような、
    そんな自分なりの価値観を持てる人になりたい



    一人では何もできない、しかし一人が始めなければ何もできない

    人に仕える

    心配とは、心を配ること
    人の身になり、自由に思いやりの心を働かせること

    化粧とは燈籠のようなもの、中に灯がついていなかったら美しくない

    今日という日は二度とはありません。かけがえのないたった一人の尊い自分だ。うかうかしていては大変だ、と気がつくと、ものの言い方、考え方、行動のあり方を学びたくなる

    焼けない事実を発見すること
    焼けてもなおあとに残るもの、焼けてもなお、焼けないものがあることを教えられる

    心の復興

    恐れを知っているからつつしみが持て、無鉄砲な言動も起こらない

    心に信ずるものを持てば怖いものはない、謙虚に行動する人に怖いものは何もない

    自分の言動をよく見つめ
    些細な善事を積み上げること

    苦に沈みながらも、そこに心身の落ち着きを実感すること、生きること

    上野千里さんの詩


    人の世の苦しみに泣いたおかげで
    人の世の楽しみにも心から笑える
    打たれて踏まれて唇を噛んだおかげで
    生まれてきたことの尊さがしみじみ分る
    醜い世の中に思わず立ちあぐんでも
    見てごらん ほら あんなに青い空を
    みんなが何も持ってないと人が嘲っても
    みんな知っている、もっと美しい本当に美しい尊いものを
    愛とまことと太陽に時々雨さえあれば
    あとはそんなにほしくない
    丈夫なからだとほんの少しのパンがあれば上機嫌でニコニコ歩きたい

    それから力いっぱい働こう
    そうして決して不平は云わずに
    何時も相手の身になって物事を考えよう
    いつもつらくても決してひるまずに

    どこかに不幸な人がいたら
    どんなことでも力になってあげよう
    もしすっかり自分を忘れてして上げられたら
    もうそれできっと嬉しくてたまらないだろう

    朝 お日様が昇るときは
    あいさつに今日もやりますと叫びたい
    夕べ お日様が沈むときは
    夕焼け空をじっと見つめて座っていたい

    心にいつもささやかな夢をいだいて
    小鳥のようにそっと眠り
    ひまがあったらふるい詩集をひもといて
    ひとり静かに思いにふけりたい

    幸せは自分の力で見出そうよ
    真珠のような涙と太陽のような笑いの中に今日もまたあしたも進んでいこうよ
    きっといつの日か振りかえって静かに微笑めるように


    腹は立てるが怒らない

    狭い道
    争えば狭く、譲れば広し
    忍耐の知恵

    おこるな
    いばるな
    あせるな
    くさるな
    まけるな

    書くことはよし、考えることはさらによし、賢きはよし、忍ぶことはさらによし

    要領よく渡る限り、地獄は感受されない、真剣に生きれば必ず地獄を感受する

    よく考えを高め、思いを深くせよ、思うが上にも思え
    老人を見たら、自分の未来をそこに思え、幼きものに会ったら、自分の過去をそこに見よ、他者の中に自己を感じよ、いま、ここ、自己として考えよ

    欲望追求は文明を生んだが、足ることを知る英知は文化を生む

    施すこと

    人間は、運命につくられつつ運命をつくってゆくもの。身のこなし、言葉の調べ、心の構え方で、これからの運命が展開してゆく

    人間は死ぬまで学ばなければならない

    人間は病むものであるとの自覚を曇らせてはいけない

    人生は重大な時はいつも孤独
    高いものに見られている自己を自覚する、恐れは次第に薄らぐ

    一切の悪を止める、すべての善を行う、みなのためにつくす

    鏡を見ることは自分を整えることであり、自分に出会うこと。仏を拝むのは、わが心を調えることであり、わが心を見つめること。

  • 味わい深いもので、一話完結感覚で読むことができるのが良かった。
    悩みやつまづきは、日々数多くあって、全て解決できるノウハウ本というわけではないのだけれど、ふと振り返ってみたくなる内容だった。

    決して一人で深い悩みに陥ることなく、そして、ひどい怒りの感情にただそのままでいることなく、このような仏教の教えにしたがってみることも必要と感じた。

  • 観音の意味を初めて考えました。
    これまで、自分では、小乗仏教的な発想しかなかったので、
    大乗仏教的な考えが、ひょっとしたら観音の中にあるかもしれないと感じました。

  • 説明が丁寧で、観音信仰について、造詣が深まる一冊。

  • 観音経そのものというより、それを題材にして著者の様々な想いが語られていく風情。宗教書だが結構熱気にあふれた内容だと思う。

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