朝鮮学校「歴史教科書」を読む(祥伝社新書257) (祥伝社新書 257)

  • 祥伝社
3.16
  • (0)
  • (8)
  • (7)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 69
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112578

作品紹介・あらすじ

朝鮮学校ではどのような「歴史教育」が行なわれているのか、誰も知らない。文科省指導要領の拘束も及ばず、朝鮮学校の方でもカリキュラムを明かさず、教科書も門外不出で日本人の目に触れないようにしている。萩原氏は、独自にその教科書を入手し、全文を翻訳、出版した。それをもとに、井沢氏とその内容を検証する。はたして朝鮮学校では、「全日成の出生と独裁」「朝鮮戦争」「大韓航空機爆破事件」「日本人拉致事件」などの問題を、どう教えているのか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • うーん、微妙だ。
    朝鮮学校無償化の話があって、ふざけんな、こいつらがやってることはこう言うことだと教科書を翻訳した著者。
    以前の著書は、かなりの労力をかけて朝鮮戦戦争を暴いたらしいのだが、これはどうかな。
    いや、事実がどうではなく、井沢さんとの対談の雰囲気が胡散臭い。
    そんな感じ。
    井沢さんも創始改名が強制だったとか言ってるけど、どうなんだろ。これまで読んだ本での理解とは違うので首捻る。
    別段歴史教科書語るのに、ハングルとひらがなの優劣に言及することもないと思う

    むしろテーマがぼやける感じがした。

    で、やっぱりひどいね。
    日本から自由にやりたいので各種学校選んだくせに、今になって補助金寄越せって。言うのは勝手だが、そうだそうだと言う日本人、本当に、教科書読んでみな。
    法制度が整っているように見えたら、自分を攻撃してくる相手にでも軍資金渡すような発想だもんな。
    法制度も整ってないけど。

  • 世界の教科書シリーズというのがあって、各国が自国で使っている教科書を翻訳しているのだが、それには、それなりのバイアスがかかっているのは、やむを得ないと思う。あまりひどいと、問題だが、それに外国が注文を付けるのは、内政干渉であろう。
    しかし、これは、日本の朝鮮学校で使われている教科書の問題なので、内容にバイアスがかかっているのならば、それに日本が苦情をいう権利があろう。
    その意味で、この本の趣旨には大賛成。
    この本が取り上げている教科書の和訳本も見てみたいと思う。

  • 朝鮮学校は歴史をねつ造して教えているから高校無償かの対象外にすべき。
    朝鮮学校の教科書は厳しい統制にあって終わったら返す、さらに外部に流出は絶対に禁止らしい。さすがに偽物の内容だから当然だろう。朝鮮学校に7000人弱、朝鮮大学に500人弱が学んでいる。昔は朝鮮大学はエリートが行き、そこから総連幹部になったらしいが、今はそうでないらしい。
    カリキュラムも門外不出で、日本人が訪問するといつもと違う授業をやるらしい。まるで刑務所かナチスだな。

  • 韓国、朝鮮の負の部分に目を向けていて読み込みにくかったが、歴史の捏造というのは興味深かった。この本によると、思っていたよりも大きく歴史が変えられているようで衝撃的だった。これを読むことで、朝鮮学校の無償化について深く考えることができるのではないかと思う。

  • (推薦者コメント)
    日本における朝鮮学校で使われている教科書は、普通の人はまず見ることができない。本書は、新書という形で朝鮮学校で使われている教科書を読むことができ、朝鮮学校での教育の思想を垣間見ることができる。貴重な一冊。

  • 予想はしていたが。この教育が日本国内でなされている…

  • 朝鮮高級学校の無償化問題が問題になっている。何も知らない人がこの問題に触れると「差別だ」とか「生徒がかわいそう」となり同情することもあるだろう。しかし、高級学校で教えられているのは主に、1945年以降の捏造された金日成の英雄物語で、西側諸国は敵であると教えられている。そんな学校にお金を援助することは自らの首を占めているようなものであるが、一方で北朝鮮に知人が人質に囚われているため、いやいや通っている人もいるということである。そう考えると生徒はかわいそうであるが、援助はできないというのが私の考えである。

全8件中 1 - 8件を表示

萩原遼の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×