リーダーシップ3.0――カリスマから支援者へ(祥伝社新書306)

著者 : 小杉俊哉
  • 祥伝社 (2013年2月2日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113063

作品紹介

企業や国家の運営が不振に陥ると、必ず起こるのが「カリスマ」リーダーを待ち望む声だ。確かにカリスマは危機を乗り越える強い力を持っている。しかし、本当に必要とされるリーダーは、時代によって変化する。中央集権型のリーダーシップ1.0、変革型のリーダーシップ2.0を経て、現在必要なのは支援型のリーダーシップ3.0だ。本書では、この3.0型のリーダーの特徴や条件、そして実際にどのような企業で実践されているのかを見る。実は、永平寺が長らくこの3.0的運営をしてきたなど、日本はリーダーシップ3.0に向いている国なのである。新たなリーダーの可能性を、この一冊に探る。

リーダーシップ3.0――カリスマから支援者へ(祥伝社新書306)の感想・レビュー・書評

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  • 内容がすごく薄かった。

  • リーダシップの今一番ビジネスで求められている形、リーダシップ3.0

  • 「リーダーシップ3.0」小杉俊哉


    多くの人々の心の奥深くに、自由に伴う責任の重さから逃れたいという無意識があり、その責任を肩代わりしてくれる強力なリーダーを求める社会心理がある。

    高度経済成長を支えた企業戦士
    ・公私の区別なし
    ・滅私奉公、家庭を犠牲
    ・One for all だがAll for oneではない。
    ・個人の目的不要、あるいはいかにそれを組織に合わせるか。
    ・コミットメントの行き過ぎ

    マネジャーとリーダーの違い
    マネジャー(物事を正しく行うHowが課題)
    ・処理する
    ・維持する
    ・システムと組織構造に注目
    ・統制に依存する
    ・短期的視点
    ・いつ、どのように?
    ・何かのコピー
    ・現状に甘んじる
    ・古典的な良き兵士

    リーダー(正しい事を行うwhatが課題)
    ・革新する
    ・開発する
    ・人に注目
    ・信頼を築く
    ・長期的展望
    ・なぜ、何を?
    ・自分のオリジナル
    ・現状に挑戦する
    ・自分自身という個人

    リーダーシップ1.5とリーダーシップ3.0の対比
    リーダーシップ1.5
    ・従業員は組織の構成員
    ・経営者と従業員は親子関係
    ・経営者の役割は、如何に雇用の安定安心を与えるか。
    ・総力、組織力。滅私奉公が大前提
    ・運命共同体
    ・壁の内側の世界しか知らない

    リーダーシップ3.0
    ・自律した個人の存在が大前提
    ・組織と個人、リーダーとフォロワーは対等
    ・リーダーの役割はいかに個々のメンバーとの信頼を築くか?
    ・いかにして、一人一人の潜在能力を引き出すよう支援するか?
    ・運命共同体ではなくコミュニティ。参画意志と力のあるものが社内外を問わず集まる。
    ・ネットワークにより情報はふんだんに得られる。あえてそこで働く事を選ぶ。

    われわれは何かを得る事によって生活しているが、人生は与える事によって豊かになる。

    人間力とは、
    ・人を惹きつける独特の雰囲気
    ・確固とした人生哲学や豊かな人間性
    ・周囲の人をその熱気に巻き込んで実現してしまう人心掌握
    ・なにが社会的に善かを体験的に知っている
    ・誰もが最初は無理な目標と思いながら、「できるかもしれない」と考えてしまう影響力
    ・遊びも尋常でなく、多様な人間を通して審美眼が磨かれている。
    ・場の状況を適切に読み対応する事で、他人の共感を呼び起こす能力。

    講座、合宿の類は、非継続性が問題であり、研修が終われば日常業務に埋没する。

  • リーダーシップについて知る必要があったので、その歴史がとてもコンパクトにまとまっていて助かりました。フォードに代表される大量生産が始まった20世紀初頭がリーダーシップ1.0で、今はリーダーシップ3.0が求められているそうです。当然、時代が変われば今度はリーダーシップ4.0に変わるはずですが、それがどのようなものか、この本を読んだ後で考えてみるのも楽しそうです。

  • サーバントリーダーシップなどの、リーダーシップ3.0がこれから求められるということ。
    それに必要な資質もまとめてあり、非常に分かりやすいと思う。
    ただ、残念なフォロワーへの対処が載っておらず、リーダーが空回りしそうな感じはした。この点は今の自分の課題でとあるので、別の本で学びたい。

  • 中村邦男 幸之助神話を壊した男 日経ビジネス文庫

    今世紀に入り、いかに新しいビジネスモデルを創出するか、すなわちいかに新しい価値創造をするかというのが、企業が生き残るための鍵となった

    ヘルマン・ヘッセ 東方巡礼 サーバント・リーダーシップ リードするものは、自分の最も優れたものを与えることによってのみ目標を達成する リードされるものは、個人個人の目的を持たなければ組織に参加してはならない 長く生きようと欲するものは、奉仕しなければなりません。支配しようとするものは長生きしない



    小説家大佛次郎の言葉 どの花もそれぞれの願いがあって咲く


    佐々木則夫監督 成功の反対は失敗でなく、やらないこと

    永平寺 曹洞宗の寺院から上納金 全国14604寺 信者 706万人 セブン-イレブン 10371店より多い
    永平寺の経営は上納金でなりたつ。拝観料、宿泊料、お布施、土産代でなりたってはいない。修行も無料

    日本最大の仏教宗派は浄土真宗
    ただし内訳は浄土真宗本願寺派、真宗大谷派(東本願寺)などの合計

    リーダーは人々がまだ見ていないもの、見えないものを見る。人々がまだ見たこともないものを、あたかも今ここにあるように語り、人々にそれを見せるのだ。
    ビジョンとは、将来像である。将来の明確なイメージを今ここにあるかのようにさまざまに思い浮かべる、visualizeということである

    リーダーになるというように、リーダーになろうと目指すのではなく、その行動の過程としてフォロワーを伴い、結果としてリーダーとなるものなのであろう

    中年の危機はクリエイティブイルネスであり、心が最も成長するときである。今まで自分が身につけてきた、いわゆる勝ちパターンが使えなくなる。そのために自信がなくなる。
    しかし、それは、いままで生きてこなかった、もうひとつに自分を生きる、すなわち新たな自分のアイテンティティを確率するということである。この時期を乗りこえることによって、こころが全体性へと向かい、中年期、老齢期へのさらなる成長へつながるのだ

    シュバイツアー 我々は何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになる

    上司は3年かかっても部下を見抜けないが、部下は3日で上司を見抜く

    リーダーは自然体 増田弥生

  • 自らの弱点を認める、直観を信じる、タフエンパシーを実践する、他人との違いを隠さない。

  • 読了。

  • 人事、経営、マネジメントの基礎知識や理論を仕入れるのに良い。ただしそれらに対してのsowhat?は少ない。

    経営がしたい、けれど何のビジネスをしたいのかが不明確な自分にとって「夢や希望、使命」についての言及はその通りだと思った。当然、先見性は大切だが、まず大切にすべきは何を成し遂げたいか。これを少しずつ具現化していくために何をすべきか行動計画に組み込んでいこう。

  • 必要とされるリーダーとは?

    →リーダーはインフォーマルな人間関係に依存するのに対し、マネジメントは組織上の役割である
    リーダーは組織全体にビジョンを共有させると同時に社内外の人とコミュニケーションを取ることで支援する役割を果たす
    リーダーはひとびがまだ見ていないものをあたかもここにあるかのように語り、人びとにそれを見せる
    自分が何者であり、何をこの世の中に残したいのか、どのような人生哲学を持っているかを意識し、また人に語れるようでないとリーダーになり得ない
    ポジティブアプローチとは、自分たちの強み・価値を発見、その強み・価値を活かしてどうありたいか?という最大の可能性を描く、現実的達成状況を共有化する、新しい取り組みを始める

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