リーダーシップ3.0――カリスマから支援者へ(祥伝社新書306)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113063

作品紹介・あらすじ

企業や国家の運営が不振に陥ると、必ず起こるのが「カリスマ」リーダーを待ち望む声だ。確かにカリスマは危機を乗り越える強い力を持っている。しかし、本当に必要とされるリーダーは、時代によって変化する。中央集権型のリーダーシップ1.0、変革型のリーダーシップ2.0を経て、現在必要なのは支援型のリーダーシップ3.0だ。本書では、この3.0型のリーダーの特徴や条件、そして実際にどのような企業で実践されているのかを見る。実は、永平寺が長らくこの3.0的運営をしてきたなど、日本はリーダーシップ3.0に向いている国なのである。新たなリーダーの可能性を、この一冊に探る。

感想・レビュー・書評

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  • リーダーシップとは何か考える機会となり、これまでの自分を振り返り、得意なこと、欠けているものが見えた。率直に言って、自身の勉強不足を痛感。日頃の読書、仕事、活動、友人らとの交流を含め、意識して、でも気張らずに学び実践していきたいと思った。

  • 内容がすごく薄かった。

  • リーダシップの今一番ビジネスで求められている形、リーダシップ3.0

  • 本の表題の示す意味とは

    ヘルマン・ヘッセ『東方巡礼』があげられてる

    3はその他の選択だろう

  • 企業や国家の運営が不振に陥ると、必ず起こるのが「カリスマ」リーダーを待ち望む声だ。確かにカリスマは危機を乗り越える強い力を持っている。しかし、本当に必要とされるリーダーは、時代によって変化する。中央集権型のリーダーシップ1.0、変革型のリーダーシップ2.0を経て、現在必要なのは支援型のリーダーシップ3.0だ。本書では、この3.0型のリーダーの特徴や条件、そして実際にどのような企業で実践されているのかを見る。実は、永平寺が長らくこの3.0的運営をしてきたなど、日本はリーダーシップ3.0に向いている国なのである。新たなリーダーの可能性を、この一冊に探る。

  • 平成最後の日に読了したのはリーダーシップ論...。ほとんどが再放送だった。自身の考え方が間違っていないことを再確認...。「知る」から「分かる」から「実践できる」かは別問題なんだけどね...。すべての経営層、管理職層に読んで欲しい良書でした。

  • 研修の復習も兼ねて読み進めました。
    内容は研修と重なるところも多くありましたが、理解を深める、思い出すには最適だと思いました。
    企業の事例が多く、研修では省略されている事例もあり、理解しやすいです。

  • 兎に角、3.0が好きなのです笑

  • 筆者の授業を受講したため読んだ。1番心に刺さったのは、皆を率いて組織を変革していくリーダーを潜在的に求めているような組織がそもそも腐敗しかけているという序章だった。確かにそうかも知れないと反省した。
    本書では、AppleのジョブズやGEのウェルチのような変革型のリーダーをリーダー2.0と定義し、個人の創造性が収益に結びつく時代における新しいリーダーシップとは何かを考察してゆく。

  • リーダーと言えば、カリスマ的な人物を思い浮かべてしまう。しかし、「カリスマ的なリーダーには欠点があるという。カリスマ的リーダーに従う人は外発的動機付けで動くようになり、リーダーが変わった途端にチームは破綻してしまうのだ。」と著者は言う。なるほど確かにと思った。「これからは、支援者として、チームの個々人の内発的動機づけを呼び起こすことができる、リーダーシップが求められる」というのが本書の結論で、新しいリーダーシップ3.0の様々な事例を紹介されており勉強になる。特に資生堂の取り組みが興味深かった。リーダーシップとは何か考えている人には、お勧めしたい。

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