文系も知って得する理系の法則(祥伝社新書318)

著者 : 佐久協
  • 祥伝社 (2013年4月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113186

作品紹介

「こういう使い方があったのか! 」 実は知らない理系の法則。文系の人間が読んでも面白いのが理系の法則。 理系の法則や原理は、ただ読むだけでも面白いものですが、案外と日常生活にも役に立ちます。 こんなことを知っていて、いったい何の役にたつのか? という疑問を持っている人が多いでしょうが、知っていると知らないのでは世界も人間関係も、仕事の進み方も幸福の度合いも違ってくるのです。 理系の法則をいかに応用するか。そのための面白ガイドブックが本書です!

文系も知って得する理系の法則(祥伝社新書318)の感想・レビュー・書評

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  • 無駄に大きい活字と、まったく無駄な「活用例」が響いて価値を低めているが、実は文系の人間にとってはわかりやすくありがたい内容。

  • この本では合計39もの理系(生物・地学・化学・物理)の法則を紹介して、専門家以外(この本では文系と称しています)にも分かりやすく解説した上で、この法則がどのように活用できるかを述べています。

    この本に書かれている法則を詳しく勉強しようと思えば専門書があると思いますが、実際の生活に役立つという視点から書かれた本は珍しいと思いました。

    難しいことを難しく書くのは誰でもできる、誰でも興味が持たせられるように書くには本当に理解していなければならない、と何かの本で読んだことがありますが、この本の著者である佐久氏も、本質を理解されているのでしょう。

    私も仕事をしている分野においては、その姿勢で臨みたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・窒素、リン、カリウムの3元素のどれか1つでもゼロならば、他の2つがどれほど与えられても植物は生長しない。植物の生長は、一番与えられている元素の量に左右される、これが「リービッヒの最小量の法則」であり、1841年に発表された(p13)

    ・部下や子供をしかるときも、しつ無律(全か無かの法則):感覚器官は閾値以下の刺激に対しては反応がおきない、閾値以上に対しては刺激の大きさに関係なく一定の反応が起きる、を利用する、ソフトすぎても、がなり立てても駄目(p18)

    ・ウェーバーの法則(人間の感覚に関する刺激の弁別閾は、基礎刺激の強度に比例する)に従うと、不味いものから食べると味わえそうだが、最後まで残しておくと満腹中枢が働いて食欲自体が低下するから後悔することにもなりかねないので注意(p21)

    ・ジャネの法則(心理的に感じられる時間の長さは、年齢の逆数に比例する)、5歳の子供にとって1年は、それまで生きてきた5分の1の時間の長さに相当、60歳では60分の1になるので、それが時間が速く過ぎるように感じる原因である(p22)

    ・面積は体長の2乗、体積は3乗なので、体長が大きくなればなるほど、発熱量が放熱量を上回り、その余剰の熱量を活用すれば獲物の少ない寒冷地での狩りも行える、これがベルクマンの法則(p27)

    ・日本人は、生類憐みの令以来、魚介類以外の動物性たんぱく質をほとんど摂取しなくなり、身長が150センチ前後に留まった(p30)

    ・15-16世紀にかけて天文学発見が相次いだ理由は、各国の王が占星術に熱中していたから(p68)

    ・華氏は、ガブリエル・ファーレンハイトが1724年に提唱した温度の測定単位、-32度にあたる温度を0度、水の沸点を212度として、その間を180等分した。天文学では天球全体の半分なので自然な等分法(p81)

    ・上司が怒っているとき、顔を赤くして怒っている間は、まだエネルギーが放出されていない、しかし青くなって怒り出したら、高エネルギーが押し寄せてくることになる(p83)

    ・シュテファン・ボルツマンの法則の活用で、相手がこちらに乗り出すようにして喚いているうちはP波状態だから安全だが、頭や体が左右に揺れだしたら大きなS波エネルギーの到来なので逃げるのが良い(p90)

    ・物体の重量は、「質量」に重力という力がのしかかったものと考える、地球上では、質量:1キロに対して地球の平均重力である9.8Nという力がかる(p114)

    ・水銀は350度ほどで蒸発するので、鉄や銅の板に金のアマルガムを薄く伸ばして貼り付けて熱すれば、水銀が蒸発して金メッキができる、奈良の大仏はそのようにして金メッキされた(p136)

    2014年4月27日作成

  • 面白かったけれど、やはり非科学的世界にいるためか、本当に内容を理解できたかと言われると自信がないです。でも、こういう本に触れるのは大事!

  • 佐久 協『文系も知って得する理系の法則』

    理系の分野、「生物」「地学」「化学」「物理」での法則や、説、律などを解説するとともに、それを「ぶんけい活用」として文系的に人生論などとして応用した体になっている。
    「ぶんけい活用」はややこじつけに思われる部分もある。

    理系の僕でもワケの分からない、あるいは記憶のどこかに忘れ去られてしまった法則もあって楽しめた。
    1冊をずらずらっと読んでしまったので、読み終えた後は、何が何だかわからなくなってしまった。

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    【内容(amazonより)】
    「こういう使い方があったのか! 」 実は知らない理系の法則。文系の人間が読んでも面白いのが理系の法則。 理系の法則や原理は、ただ読むだけでも面白いものですが、案外と日常生活にも役に立ちます。 こんなことを知っていて、いったい何の役にたつのか? という疑問を持っている人が多いでしょうが、知っていると知らないのでは世界も人間関係も、仕事の進み方も幸福の度合いも違ってくるのです。 理系の法則をいかに応用するか。そのための面白ガイドブックが本書です!
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    【目次】
    はじめに
    Chapter 1 文系も知って得する生物の法則
    Charter 2 文系も知って得する地学の法則
    Chapter 3 文系も知って得する化学の法則
    Chapter 4 文系も知って得する物理の法則
    おわりに
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  • 文系にもわかりやすく書いているつもりなんでしょうけど、やっぱり無理。。。。ボイル・シャルルの法則とか、懐かしかったけどさっぱりわからん。

  • 知っているようでよくわかっていない理系の法則を文系人間にも分かるように解説した本。
    昔習った記憶のある法則もたくさん載っているものの、文系の私は習ったことがない法則もたくさん載っていて、基礎がないので理解するには難しいものもある。
    各法則の説明の最後に「ぶんけい活用」なるコラムがあり、著者が文系にも分かり易いように面白おかしく例え話を書いてくれているつもりなのだが、これがまた全く面白くなくユーモアにかけるのは、著者が大学受験時に文系に転じた理系くずれだからだろうか。

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