なぜ受験勉強は人生に役立つのか(祥伝社新書)

  • 祥伝社 (2014年3月3日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113605

なぜ受験勉強は人生に役立つのか(祥伝社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 中学受験のプロである家庭教師の西村則康氏と、教育学者の齋藤孝氏の二者による“教育”をテーマとした対談集。
    幼児期を「体験学習」、小学校三年生頃までを「基礎訓練」、小学校四年生以降を「応用学習」と位置付けて、それぞれの年齢に合った学習の仕方、また親の取るべき振る舞いを具体的に紹介している。中学受験を推進させようという内容ではなく、全体を通して学ぶことの楽しさを伝える秘訣や学習との向き合い方が語られているので、受験という狭い枠でなく教育・学習という広く長い視点で役立つ内容だと思う。「厳しくあるべき教育、楽しくあるべき学習」という一文にはなるほど納得。
    膨大な数の学生と関わってきたからこそ見えてきた教育の真理を、対談を通して確かめ合っている感じ。文面からも両者の活き活きとした様子が見て取れてこちらも楽しい。小さなお子様がいらっしゃる方には特におすすめ。

  • 二人の話を聞いていて感じるのは、結局は家庭で親がきちんと子どもの様子を見まもりながら育てているかどうかが大切に感じた。早期教育などで与えすぎることも良くないが、逆に放っておいてもダメ。たとえば宿題の音読をきちんと聞いてあげて、読み間違いや読み飛ばしがあったら教えてあげる。そういう関わりが大切なんじゃないかと思えた。
    それからその音読について、斎藤先生の話は非常に面白かった。
    P64「本を読む場合、文章の質を二つに分けているのです。ひとつは情報を得るための本で、これはサッと読みます。もうひとつは、自分の内部に刻み込みたいような名著で、こちらは音読するのです。」
    子どもたちにも、速く正確に読むものと、じっくりと感情的に読むものを、分けて読ませていきたいと思った。 ※ただし、算数の問題など一字一句でも読み間違えてならないものは、じっくり読むのが望ましい。

  • 自分の家庭教師の経験と照らし合わせながら、納得すること何度も。勉強はゴチャゴチャした世界に対応するための訓練。夫婦仲のよさが学力の秘訣。問いかけとスケジュール管理。

  • ≪目次≫
    第1章  「頭がいい」とは、どういうことか
    第2章  読み書き算盤は一生モノの武器になる
    第3章  家庭教師のテクニックに学ぶ、教える技術
    第4章  中学受験で「思考のワザ」を身に付ける
    第5章  受験勉強は社会に出てから役に立つ

    ≪内容≫
    明治大学教授の斎藤孝と家庭教師のスペシャリスト西村則康の対談集。対談なので、目次の各章のタイトルの事柄が盛り込まれているかいうとやや心もとない。まあ、ざっくり言うとタイトル通りの内容だが、それを要約するのは難しいな。

  • 教育に通じるお二方の、ポジティブな対談。
    ここでいわれているような能力が身に付くなら、受験勉強は有意義であるといえると思うけど、それがすごくむずかしい。
    これを読んで、勉強には国語が重要なのかと、確かにそうやなと思わされた。自分の家庭教師の経験も顧みて。
    幼いときに、家庭のなかでの感情の交換がどれだけできたかっていうのは、すごく重要やと思う。

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