はじめて読む人のローマ史1200年(祥伝社新書) (祥伝社新書 366)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113667

感想・レビュー・書評

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  • 時代の流れに沿って楽しく読めた。

  • 簡潔でいて、それでいてもっと知りたいと思わせてくれる。
    ストーリー性があって、古代ローマの魅力がたくさんあって面白かった。
    本村さんの著書は読みやすくて、面白いので
    おすすめ。
    ローマ史を初めて知る人には
    とても良いと思います。

  • 五賢帝についてもっとページを割いてほしかったが、それを差し引いても素晴らしい本だった。

  • 今度イタリアに旅行に行くことから、イタリアの歴史の予習のために読了。
    ローマ帝国の誕生から滅亡までの栄枯盛衰がわかりやすくまとめられている。
    特に、「SPQR」「父祖の遺風」「ホノル(名誉)」「パトロヌス(保護者)とクリエンテス(被保護者)」等といった、ローマ人・ローマ史の根底にある思想や感性、人間関係の基礎について、詳しく最初に説明が書いてあるおかげで、その後のローマの歴史が、「あぁ、人々がこういう思考だから、こういう行動取るんだな」とすっと理解できた。

  • ローマ帝国の起源から終焉までが、分かりやすくまとめられた良書。
    やはりローマの歴史からは、学ぶべき事が多いと改めて感じる。

  • 世界史の知識が皆無だった私が、カエサルや剣闘士やコンスタンティノープルの陥落など部分的に興味を持った中で、歴史あるローマの全体像を知りたいと思い手に取った一冊。

    現代使われている英単語の語源などの解説も途中に入っており、あれもこれもローマから来ているのかと思うと一層興味が増した。

    これを足掛かりに、各時代のドラマを深掘りしていきたいと思う。

    解説が本当にわかりやすい。筆者の私見も当時の時代背景を想像するのに役立った。

  • EVERNOTE登録済

  • この一冊にローマについて、コンパクトにまとめられています。大変読みやすく、わかりやすく解説されてました。

  • ローマにまつわる7つの「なぜ」を解説しながらローマの歴史を概観している。扱われるのはローマ建国から西ローマ帝国の滅亡までの1200年。文章が非常に読みやすく明快なので、ローマ史の入門書として非常に適した一冊になっていると思う。参考文献が記されていないのが玉に瑕。参考文献欄は内容の根拠を示すだけでなく、初学者が次に読む本の手がかりともなるもの。この点は入門書としては残念。

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著者プロフィール

1947年 熊本県生まれ
1980年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋史学)修了
現在 東京大学名誉教授
西洋古代史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。

「2020年 『衝突と共存の地中海世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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