問題解決のための哲学思考レッスン25(祥伝社新書) (祥伝社新書 373)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113735

感想・レビュー・書評

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  • どうすれば人間関係はよくなるのか、どうすればゴミを減らせるのか…など、身近にある問題を哲学で読み解いている。    何となく「哲学」というと、難しくハードルが高いイメージでしたが、分かりやすく解説された本でした❇読んでいると納得できるのですが、実際に問題が発生したとき、論理的思考で分析する力が備わっているか・・・?は疑問ですが、哲学的要素を取り入れてより良い日々を送れるようになればと思える一冊でした?✨読みやすい文章なので私のように哲学ド初心者でも理解できるのでオススメです!

  • 身近な問題から哲学的思考を学べる良書。
    哲学は宗教でも、頭のいい人だけの学問でもない。
    混沌とした世の中を生きるために、私たちに必要だと思えた。何でも鵜呑みにしない。流されない。考える。議論する。声を挙げる。

  • 著者の基本的スタンスは哲学の大衆化なので、この試みは概ね成功しているように思える。実際に身近な問題をメジャーな哲学的思考により解決していくというスタイルは見方によっては安直ながらもやはり「わかりやすさ」が優る価値があるように思える。
    が、そもそも、このレベルの教養を理解している社会人は全体の1%もいないだろう。という意味ではレベルが高すぎるのかもしれないが。大衆が求めているのはもっと安直でわかり易く即効的で実用的なハウツー本であり、哲学的な内容ではないのかもしれないし。

  • いまいちだった。

  • 小川氏は哲学を広く一般に分かりやすくした功績があるが、さすがにこの本は内容が薄すぎると思った。

  • 25の哲学概念の紹介。わかりやすい入門書なので、これを読んで気になった概念を掘り下げたいと思った。

  • 小川さんの本はわかり易くてよいが、今回のはイマイチしっくりこない。
    本出しすぎじゃないのかなぁ。

  • このひとの本って、哲学をうすーくなぞるようで、それがよかったり物足りなかったりする。

  • 非現実的で、浮世離れした、難解な学問というイメージの哲学を、25のレッスンに再構築し、現代の身近な問題に絡ませることで、哲学的思考を理解させてくれるユニークな哲学書。
    頭を抱えて読むのではなく、哲学することの楽しさを教えてくれる。

  • 哲学とは批判的、根源的に物事の本質を探究することを言う。
    考えることをあきらめなければ、人間はどこまでも進歩する。
    運命は変えられる。だから前向きに努力できる。
    最強の人とは問題のない人。心になんの問題も抱かず、不安もなく生きている人がいたら、それはすごい、まさに超人。ニーチェが目指した究極の超人。

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著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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