「ご当地もの」と日本人(祥伝社新書) (祥伝社新書 389)

著者 :
  • 祥伝社
2.67
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113896

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最後は端折った感じがあるが、新書によるネタ本として、その使命は十分に果たしていると思う。

    端折った感じを受けたのは、ご当地ものの可能性を過分に評価しすぎているからだろう。

    P5:日本人のご当地好き。
    P49:今でこそ、人口の1割が東京で暮らしているが、明治の前半は新潟や兵庫、愛知より人口が少なかった。
    P74:租庸調の調がご当地もののルーツでは。
    P89:ヨーロッパではグランドツアーがあるが、これは貴族のみ。江戸時代の士農工商にまたがる湯治旅文化は日本ならでは。
    P102:NHK放送世論調査所による全国県民意識調査。1.人びとの意識の地域差は当初予想していた以上に大きい。2.意識の地域特性の中には、歴史的背景との因果関係が読み取れるものが多い。3.人口の流動的な部分にも、それぞれの地域の文化の影響がかなり及んでいる。
    ・お土産好きは日本人の文化
    ・2013年1~11月までのグーグルの検索で、1位は寿司、2位は枝豆、3位以下は、ラーメン、刺身、天ぷら

  • 今年度(2014年),上教大に生まれた、「マナーブ・デ・ジョーキョー先生」。彼は今後、上越地域、大学とともに、どのような道を歩んでいくのか。
     ゆるキャラブームの中、彼の未来は?行く末は?それらのヒントが本書には隠れているかもしれません。(Yさん)OPAC→http://libopac.lib.juen.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=1000013306&key=B142069073706438&start=1&srmode=0

  • ご当地キャラは市町村の数よりも多いらしい。
    みんな大好きだからね。とくに、ゆるキャラとか。
    地元の人間の支持があることが素敵。
    阿部ノミクスに貢献できるといいですね;

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1962年生まれ。北海道出身。東京大学工学部卒。博士(学術)。自治省、香川県企画調整課長、三重県財政課長、東京大学教養学部客員助教授、新潟大学法学部教授・学部長を経て、現在は長野県立大学グローバルマネジメント学部教授。専門は行政学、地方自治、公共政策。著書には『暴走する地方自治』『地方都市の持続可能性』(どちらも、ちくま新書)、近著に『公立大学の過去・現在そして未来』(玉川大学出版部、2021年)など多数。

「2022年 『自治体と大学 少子化時代の生き残り策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田村秀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×