使える語学力 7カ国語をモノにした実践法(祥伝社新書) (祥伝社新書 426)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114268

感想・レビュー・書評

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  • 『7カ国語をモノにした人の勉強法』の続編に当たる本です.
    上記の本と同様,とても読みやすく,また,今回も極めて正論が展開されている印象が強かったです.

    書かれている具体的な勉強方法は,大変参考になります.
    また,数ある外国語の中でも,英語に対してだけは日本人が“特別視”している風な雰囲気があるとの指摘も,非常に説得力のあるものでした.

    “英語が出来ない教師を英語教育の現場から排除していく必要がある”,“しかし,そもそもそこまで英語の教育にのみ力を注ぐ必要があるのか”…僕自身そのように感じていますが,似たような意見が最終章に記されていました.古文・漢文ももっと学ぶべきという意見にも賛同です.

    読み手によっては,少し過激な意見が一部含まれているように思えるかもしれませんが,僕自身は,本書の内容は(実践法も含め)当を得たことであると感じました.
    読んで良かったです.

著者プロフィール

1982年、埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒、慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程修了。博士(文学)。慶應義塾志木高等学校講師(国語科)等を経て、現在、お茶の水女子大学基幹研究院助教。専門は中国語を中心とした文体論、比較詩学。著書に『7力国語をモノにした人の勉強法』(祥伝社文庫)『物語における時間と話法の比較詩学』(水声社)『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ)『日本語の謎を解く』(新潮選書)『ノーベル文学賞を読む』(角川選書)などがある。

「2019年 『使える!「国語」の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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