日本人と中国人――〝同文同種〟と思いこむ危険 (祥伝社新書 487)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114879

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  • 中国と日本双方の文化を深く理解する陳舜臣という作家を日本に得たことは、大変幸運なことである。本書では中国人と日本人の相違点が、象徴的な文学、美術、戦闘などから提示されている。私が納得した点は、明治以前は日本人が中国と直接関わったのは秀吉の朝鮮出兵のみで、書物を通じて間接的に中国を理解していたに過ぎない、故に相互に理解し得ないことがあって当然だ、とする説明である。
    初版は1971年であり当時の中国は文化大革命の最中。時事を絡めていないだけに、2018年の今も本書の内容の多くは色褪せていない。しかし、第8章「中国人が最も信頼するものは”歴史”」というくだりは、さすがに現在の覇権主義を剥き出しにする中国を思えば、陳氏の洞察も及ばなかったということか。

  • 史記の引用多い。読んでみたくなった。かなり昔に出された本なんで驚いた。普遍のテーマなのか…。

  • ・宣伝記事@フェイスブック
    https://www.facebook.com/shodensha.shinsho/posts/1240117412711649



    【簡易目次】
    第一章 日本人と中国人に関する一問一答――あなたは一体、どれだけ知っているか?
    第二章 脣と歯――つきあいの歴史――中国の古典から見た日本の歴史
    第三章 〝面子〟と〝もののあわれ〟――決定的なちがいは、日本に黄河がなかったこと
    第四章 ことだま――〝同文同種〟と思い込むことの危険
    第五章〝血〟と〝文明〟――日本文明の源は〝血統への信仰〟にある
    第六章〝完全〟と〝不完全〟――バランスを尊ぶ中国人と、アンバランスを好む日本人
    第七章〝人間くささ〟と〝ほどのよさ〟――自殺ひとつとっても、これだけのちがいが……
    第八章 われら隣人――長短相補う国家、そこに摂理が……

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