オスとメスはどちらが得か?(祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114909

感想・レビュー・書評

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  • オスとメスの違いをテーマに「生命」を考察する作品。

    生物の中にはメスの方が体が大きい場合と、オスの方が体が大きい場合の両方が存在する。メスの方が大きい生物は、女王アリのようにより多くの配偶子を生産することに特化しており、オスの方が大きい生物は、ゴリラのように家族や群れを守りやすいように進化した結果なのだ。

    ハーレムを形成する動物の中では、オス同士の戦いに敗れ一生メスと交われずに死んでしまうオスもいるらしい。そんなオス同士は一箇所に集まって「悲しみの丘」と呼ばれる群れを作る、そしてハーレムのボスになったオスも、肉体的にハードなため短命の場合が多いそうだ。

    結局のところ、子孫を残すためにはオスもメスも決して楽ではないのだ、しかし男女を問わず独身の人間が一番気楽に見えるのは気のせいでしょうか?

  • 易しく書いてあって読みやすいのだけれど、読み応えはない。オスメスに関するちょっとしたうんちくをたくさん読んだ感じ。オシドリのエピソードが印象に残っただけだった。

  • レビュー省略

  • モテるモテないよりも、本文中にあった「人はなぜ死ぬか」→「死ぬように作っておかないとどうしようもなくなる」が非常に納得させられた。病気や怪我をしなければ永遠に生きられる、というのは人間の究極の夢かもしれないけど、そうなったらなったで生物としてはいろいろ問題があるんだろうなぁ。

  • 『モテる構造』という社会学の本で、「できる男はモテるが、できる女はモテるとは限らない」と言っていて、生物学的にはどうなのだろうと読んでみる。もともと生物学的は、子孫を残すのはメスなので、メスにオスを選ぶ権利がある場合がほとんどで、だから、オスは孔雀のように羽をきれいにしたり、他のオスと戦ったりして、「できる」ことを主張するのだと。オスは、メスの資質に関係なく、数を打てるので、浮気性だと。『モテる構造』は生物学的にも言えている気がした。それにしても、オスとして生まれてきて、あまり、どちらが得かとか、考えたことはなかったが、この本によると、メスにはメスの、オスにはオスの役割があると。わかりやすい説明で書かれているので、あまり生物学に詳しくなくても読めます。

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著者プロフィール

静岡大学大学院農学研究科教授

「2018年 『世界史を大きく動かした植物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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