総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114985

感想・レビュー・書評

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  • 「最近の商社は形態が変わってきたらしい」という話を聞いたので読んだ。ぼくにとって商社は、深見じゅんの「悪女」という90年頃の漫画で馴染み深い存在だったので、読み入った。
    本書の要点は
    ・「総合商社」がいかに日本特有で特殊であるか
    ・なぜ日本だけで生き残ることができたか
    ・戦前に確立された「原形」が近年どう変化しているか
    である。ぼくは連結会計や投資の知識がほぼゼロなので、個人的に理解しにくい部分もあった。あと、書いている人の商社オタクっぷりが伝わってきた。商社の歴史を専門に研究する学者がいることにもびっくり。

  • 書評で見かけたので、総合商社の歴史とこれからの方向性のお勉強。自分の会社にあてはまるところとあてはまらないところ。とりあえず○大商社っていうところでは、ことごとく対象外になるのが悲しかった。

  • 他の投資家(ファンド、投資銀行など)や、資源・穀物メジャーとの活動の在り方をもう少し深堀してあると個人的には役立っただろう。
    商社のダイナミックな経済活動の具体的な事例など知りたかったので、その点は物足りなかった。
    事業投資・事業運営はつねにトレードとの関係でなされているところが、総合商社の根底。逆にこの点がおろそかになり、資源投資からの規模の大きな収益に目がくらみ、地道なトレードをないがしろにすると、商社の足腰はとたんに弱くのなるのではないだろうか。

    他国にはなく、日本に独特の存在であるということは、その歴史的役割が関係していることについては、よく整理されている。財閥の中核的な位置づけで、そのコーディネーターであった点などは分かりやすい。

  • 総合商社という世界にはないビジネス形態の特殊性を歴史的な流れから俯瞰でき、興味深かった。

  • 三菱商事、三井物産、伊藤忠商事等、だれもが一度は耳にした事のある商社の設立の歴史や設立当初、戦前、戦中、戦後の事業内容、今後の事業展望等が描かれています。富、頭脳、情報を集め、多角的にビジネスを展開出来る大手商社の凄さがわかる書籍です。

  • 歴史が整理されていてよい。

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