国家はいつも嘘をつく --日本国民を欺く9のペテン (祥伝社新書555)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 49
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396115555

作品紹介・あらすじ

この国では、権力による真っ赤な嘘がまかり通っている。国民は国家に騙されている。
〝安倍一強〟が続くなか、「森友・加計疑惑」や「戦争法制」をはじめとする諸問題も風化しつつあるように見える。だが、国民の疑念と怒りの声は消えていない。
鳩山由紀夫氏らと連帯し、政治運動を展開する著者が、本書で「国家が国民を欺く9のペテン」を摘出して読者に問う。「9のペテン」とは――

①「アベノミクス」の嘘 ②「民営化」の嘘 ③「働き方改革」の嘘
④「2020東京五輪」の嘘 ⑤「日航ジャンボ機123便」の嘘 ⑥「平和安全法制」の嘘
⑦「平和安全法制」の嘘 ⑧「TPPプラス」の嘘 ⑨「消費税で社会保障」の嘘

国家に騙されないためには、その騙しの手口を知ることが必要なのだ。

感想・レビュー・書評

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  • ★4.8(3.25)2018年12月発行。最初は、痴漢の事件のこともあり、読むのに抵抗があったが、間違いだった。冤罪の罪を背負うも、信念に基づき、日本のことを憂う。というか、著者の言う通り、何が国家の嘘を許してしまっているのか。政治権力による刑事司法の不正。首相が警察、検察、裁判所の人事権を持つとは本当に怖いことだ。社会の嘘をあばこうとすると、抹殺される社会。日本はどうなっているのか。マスゴミも結局は政治権力がマスメディアを不当支配しているが故。国民の無知をなんとかしないと、日本の将来はないかも。

  • 分野も幅広く、一つ一つの記述も簡潔で分かりやすい。

    誰しも、自分のサイフの中身や、精神・思想の自由(自由に考えられること)は大事だと思うが、税金とかマスメディアこそが自分のことなんだと考えられる人が、本書を通じて増えると良いと思う。

  • 日航機もやっぱり、、、。植草さんこういう本書くから捕まっちゃうんだ!変なことしてないのかもね!

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、政策連合(オールジャパン平和と共生)運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続。人気政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」を発行。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『アベノリスク』(講談社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社)、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社)、『日本経済の黒い霧』『出る杭の世直し白書』(ビジネス社)など著書多数。

「2023年 『千載一遇の金融大波乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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