大人処女 彼女たちの選択には理由がある (祥伝社新書 685)

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  • 祥伝社 (2023年8月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784396116859

作品紹介・あらすじ

9者9様のドラマ
不倫、少女売春、風俗、高齢者の性など光の当たっていない世界を取材してきた著者は、
池袋の淫靡な雰囲気が漂うバーで、男性経験のない清楚な女性従業員・梓さん(仮名、28歳)に出逢う。
5年後、19歳年上のイラン人男性と結婚した彼女と再会し話を聞くと、
結婚前も結婚後も夫と肉体関係はないと言う(夫以外ともない)。
30歳を過ぎて性経験がない女性、大人処女。彼女たちは、なぜそれを選択したのか。
著者は、梓さんを含む9人に寄り添うように取材、すこしずつ聞き出していく。
そこには、9者9様のドラマがあった。
さまざまな価値観と生き方を伝えるノンフィクション。

(以下、目次より)
第一章 ひとみさん――どうしても入らないので、高級愛人紹介所に
第二章 梓さん――結婚前も結婚後も、性交渉のない夫婦生活
第三章 静香さん――できない。それでも跡継ぎを産むために人工授精で……
第四章 由紀さん――35歳までは絶対にしないと決めていた
第五章 シェリーさん――男性よりも、恋よりも、研究が大事
第六章 香月さん――18歳年上の夫が最初でよかった!
第七章 さやかさん――何度フラれても彼がいい
第八章 真衣さん――30人と「試し」てもだめだった……
第九章 敦子さん――恋愛も性も、私には必要ない

みんなの感想まとめ

多様な生き方と価値観を持つ女性たちの物語が描かれた作品は、特に30歳を過ぎて性経験のない「大人処女」と呼ばれる彼女たちの選択に焦点を当てています。著者は、各々の女性の人生に寄り添いながら、なぜ彼女たち...

感想・レビュー・書評

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  •  一般的に処女に対するイメージは、清廉性を伴わせて処女でいてほしいという男性側の幻想と、意思に反して処女から脱却できない女性側の事情、LGBTQに集約されがちである。本書の事例で紹介されている事例は、身体的な問題であったり、単なる人生の価値観であったりと、想像とは異なる事例ばかりであった。交際して4年間キスもない事例や、結婚して20年に一緒に暮らしているのに当初から一切の性交渉がないが、お互いに満足している事例などが挙げられており、世の中には色々な価値観があることを感じさせられた。センシティブな内容であるが、表面的な事情の列挙ばかりで突っ込んだ考察は少なく、事例にある価値観や生き方があることを知ったが、それ以上でも以下でもなかった。

  • めちゃめちゃ面白かった、というより共感の嵐。あとはちょっぴりの憧れ。

    特に第二章の梓さんの例は、Aロマの自分にとって勝ち組中の勝ち組な生き方だった。

    著者の恋愛・性欲至上主義者なのか?と思いたくなる数々の質問には眉をひそめたくなることも多々あったが、インタビュアーとの会話を通しての素直な気付きや、最終的にはどの人の生き方も肯定している姿でチャラになった。

  • 30歳を過ぎて性体験がない女性、大人処女。
    家田荘子さんが長年取材してきた
    風俗や不倫、売春などを「する」人たちと反対側
    「しない」人たち。

    彼女たちの言い分はとてもよくわかりました。

    しかし、ここに登場する3人の夫たち。

    私は彼らの本当の気持ちが知りたかったです。

  • 367.9

  • 個々の事情があるんだろうけど、って姿勢で書かれてるのが、「しない自由」の侵害ではないか。とわいえ、しない自由を行使していること自体がマイノリティであり、なぜしないの?という立ち位置が一般的、という前提のもとで書かれている。たった10人程度の事例だが、これが一般的なのか、この人たちがたまたま変人なのか。母数がマイノリティな状況で、どんあ事情があるんだろ、っていう興味本位に応えてくれてるだけであり、この10例で何かを語るのは危険な気がする。

  • なつかしの家田先生。さしておもしろいところはないと思う。「アロマンティック」がはやり、というかまあ前からも一定数はいたわけで。

  • 本当に人それぞれ違うんだなあ

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著者プロフィール

愛知県に生まれる。作家。僧侶。高野山本山布教師。行者。日本大学芸術学部を卒業し、女優など10以上の職業に就いたあと、作家に転身。
1991年『私を抱いてそしてキスして――エイズ患者と過した一年の壮絶記録』(文藝春秋)で、第22回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2007年、高野山大学で伝法灌頂を受け僧侶となり、同大学大学院修士課程を修了する。高野山高校特任講師。
著書には映画化された『極道の妻たち®』(青志社)、『少女犯罪』(ポプラ新書)、『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』(ベストセラーズ)、『女性のための般若心経』(サンマーク出版)、『熟年婚活』(角川新書)、『孤独という名の生き方』『大人の女といわれる生き方』(以上、さくら舎)などがある。
現在も執筆と取材の他、山行、水行、歩き遍路を欠かさない。高野山奥之院または総本山金剛峯寺に駐在し(不定期)、法話をおこなっている。

「2020年 『別れる勇気 男と女のいい関係のカタチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

家田荘子の作品

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