緋色の囁き (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 114
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396202767

感想・レビュー・書評

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  • これまで読んできた館シリーズとは趣が違うけど、こちらの作品世界も良いですね。気に入りました。ゴシックホラー的な雰囲気がイイ感じ。一読者として楽しみなシリーズがまた一つ増えたことに素直に喜んだ、という初読時の頃を思い出しました。

  • 自分自身もすごく久しぶりに読みましたが、そもそも1988年出版なんすね。綾辻さんも当時は大学院生…ひょえー。
    そういうわけで内容を全く覚えておらず。
    緋色=月のモノというのはなかなか壮絶。

  • 〈私は魔女なのよ―〉全寮制の名門聖真女学園で、高取恵が謎の言葉を残し焼死体となって発見され、続いて堀江千秋が刺殺された。それが恐怖の幕開けとなった。学園に転校して来たばかりの和泉冴子は、生理の度に、血の悪夢に悩まされ、相次ぐルームメイトの死に“もしかして私が”という不安に戦いていた。冴子には夢遊病の癖があったからである。さらに連続殺人劇は進行し、疑惑の眼は冴子に向けられた…。いったい魔女という言葉の意味は?殺人鬼は冴子自身なのか?推理文壇の若き俊英が本格推理の醍醐味と心理サスペンスを見事に結実させた注目作ここに誕生。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    寮生活をおくる、閉鎖された学園。
    …これだけで大分好きな設定です。
    まぁ実際にこんな厳しい学園に在籍するのは絶対御免ですが…。

    主人公に常に付き纏う不安感に煽られながら読みました。
    “自分”が確かでないという不安は恐ろしいだろうと思います。

    しかし最後の一文、あれは…?

  • 綾辻のミステリで初めて読んだ本。
    「緋色」・・・赤、それも血の赤を連想させる、ちょっと怖い話。
    舞台が全寮制の女子高(だったと思う)で起きる殺人事件で、
    女ばかりの世界ってやっぱり怖くて嫌だな~と思った。
    特に美少女がクラス内で女王様のように君臨し、逆らう生徒たち(主人公を含め)を冷ややかに苛めるシーンは、
    閉鎖された学園で屈折した気持ちを燻らせているようで吐き気がした。
    「囁き」シリーズではやっぱりこの話が一番印象的で面白かったな。

  • 妖しげな雰囲気がよいです。

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プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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