不安な童話 (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 95
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396204945

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーに特筆すべきものはなくとも、やはり恩田氏の筆は読ませてくれる。

    プロローグ
    第一章 遠い海への道のりは、ある日、突然に始まる
    第二章 海に向かう道は、長くねじれている
    第三章 すべての道が、海につながっているように見える
    第四章 中には、海を見ずに終わる者もいる
    第五章 海に続く道
    エピローグ

  • 作者によると「基本的な本格物」を書こうと思ったらしいですが、ファンタジーやホラーの要素もあり、いかにも作者らしい作品に仕上がっていると思います。珍しく(?)伏線なども回収されているし、比較的スッキリとした感じではないでしょうか。

  • 「ハサミがーー!!」
    と叫んで倒れる小説(違

    童話の作品展で、ある絵の前で強烈なデジャブに襲われ、倒れる主人公。
    介抱してくれた男性に、「あなたは25年前に死んだ、私の母の生まれ変わりだ」と言われる。

  • 奇妙な話やけど、まあまあ面白かった。

  • ○2008/06/09 
    恩田さんの本って本当に美人がたくさん出てくるなぁと思った(笑)
    これは結構、あぁなるほどと思えるラストだったけど、どうしても先生の存在が特に最後の方で不可解。探偵役ってことなんだろうけど、うーん。
    囲われた中でいろいろ登場人物が出てくるけど、こじつけもなく素直にストーリーができていて、伏線も張っていて面白かった。タイトル的にホラー要素も混じってるのかなと思ったけど、純粋にミステリか。
    倫子っていう人物の望んだ通りに事が進んでいて、女と母親って強いな、となぜだか思った。

  • 私は知っている、このハサミで刺し殺されるのだ―。
    強烈な既視感に襲われ、女流画家・高槻倫子の遺作展で意識を失った古橋万由子。
    彼女はその息子から「25年前に殺された母の生まれ変わり」と告げられる。
    時に、溢れるように広がる他人の記憶。
    そして発見される倫子の遺書、そこに隠されたメッセージとは…。
    犯人は誰なのか、その謎が明らかになる時、禁断の事実が浮かび上がる。

  • やっぱり、恩田さんはいい。これも、不協和音がずっと鳴ってるみたいでドキドキした。一癖も二癖もある登場人物たちが、どんどん頭の中で動き出す。ラスト、しっかり忘れてたしどうなることかと思った。救われない気持ちになるけど、これはおもしろいよなぁ。

  • 恩田陸のミステリ。意外な結末で最後まで楽しめます。

  • 「万能の謎めいた美女」は恩田作品によく出てくるかな?

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著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。幼少期は名古屋、長野、富山、仙台などを転々とする。高校時代は茨城県水戸市に在住。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。
1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。

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