- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396207328
感想・レビュー・書評
-
陳慶之も知らなければ、祝英台・梁山伯の逸話も知らずに読みました。(廉頗・李牧はかろうじて某漫画のおかげで知っていたのでこの人たちに並ぶのかぁ、と理解はできました笑)
田中さんの話は、いい意味で教科書的でわかりやすく読みやすいです。
あと個人的に、人の「魅力」を書くのがとてもうまいなぁと感じます。
今作の最後は小説というよりは歴史のまとめを読んでいるようでしたが、陳慶之は田中さんの別作品の某魔術師が浮かびました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大勢の登場人物を魅了的に紹介しながら混乱させない手腕はさすがと言うしかない。
全体的に話の起伏が少なく感じてしまうのが勿体ないと思う。 -
鐘離の戦いキター!
と思ったけれど、読む前の期待がものすごかったその反動なのか、不もなく可もなくといった微妙なところでした…
友人に薦められて。 -
陳慶之を主人公にするなら、洛陽陥落をクライマックスに持ってきて欲しかった。
これではそれが付録扱い。
あと梁山伯と祝英台の話はそちらに比重がよってしまっているので入れるべきではなかった。
いろいろ残念な作品。 -
読後、陳慶之や蕭衍、梁についていろいろ調べた記憶が…。ツボだったらしいです。登場人物では曹景宗がお気に入り。
…祝英台と梁山伯のエピソードはなくてもよかったかもしれない。