- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396207809
感想・レビュー・書評
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シリーズ第4弾。今回は、龍の存在自体を認めることができないヴァチカンに、龍の血を狙う古代エジプト王ス・ネフェルとの三つ巴の戦い。
古代エジプト史は詳しくない上に、ヴァチカンや前作でも出てきたゾロアスター教も絡んできて、宗教的な部分は正直理解できなかった。
なので、個人的に今作の見所は、透子の男前ぶりと、龍の嫉妬。簡単にどうにかなるふたりではないけれど、恋敵セバスティアーノの出現で、ますます面白くなってきたかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「聖なる血―竜の黙示録」吸血鬼伝奇シリーズ第四弾。古代エジプト王が復活し龍緋比古を狙う。
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-10-02 -
シリーズを読み進めていくほど好きになります。個人的には著者の建築シリーズよりもこちらのシリーズの方が好きです。
もう少し内容が濃くてもいいかなとは思ったけど、前作で登場した鴉が再登場するなど面白さは十分にありました。 -
龍シリーズ。でもあんまり龍は活躍しない。これの主人公は透子だなww で、面白いんだけどね、なんか風呂敷広げすぎた?って気がした。もしかしたら、この後への布石なのかもしれないけど、それにしてもね。つか、悪役がしょぼすぎた。
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龍の黙示録シリーズ第四弾
前のを読んでから一年ほど経ったんですけど…!なんだか読むのがしんどくなってしまって…。
でも久々に読んでみると面白かったです!
08'6'1 -
これは確かに面白いです。
鴉も再登場するし、透子の姫神も再登場するし、セバスチャーノのチカラもなかなか見所があります。
まぁいうなれば、大集合でやっちゃえ系のストーリーにはなってますね。笑
宗教的要素もあまりないので、小難しい話はほぼないです。
読みやすいと言えば読みやすいですが、個人的にはもうちょっと中身のある内容にして欲しかったな・・・。
次巻に期待です。 -
龍を滅ぼそうとするローマン・カトリックとの戦い 龍の血を欲する邪神が利用され危機迫る 前作登場の鴉が姿を変え登場に顔がゆるむ
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篠田氏の作品、個人的にはミステリよりも此方のシリーズの方が好きだったりします…(又か!)
透子と龍氏のやりとりが好きです。不器用でこそなんぼ(笑) -
読み終わるたびに建築シリーズより好きなんじゃないかな、と思います。なんだか読み終わるとすがすがしい気分になるのですよ。篠田さんの作品の特徴として、一緒に旅をしている気分になれる、というのが私にはあるのですが、まさに一緒に旅をし終えた気分で読み終わります。ヒロインの透子が媚びてないのがいいですね。甘えてないんです。主役は龍緋比古で複雑な経歴のある吸血鬼ですが、彼よりも行動的で強くなってきました。というか反対に龍がかわいらしく人間ぽくなって来たようです。今回は恋愛要素も含まれてきました。ちょっとドキドキしましたよ。でもうっとおしいものではなくて、素直にいいなあ、と焼もちをやくこともなく読めますよ。新たなキャラクターも加わりまた楽しみが増えてきました。ライラ(ライル)がコスプレしてます。ゴスロリ挑戦です。流行を踏まえてますね。