ソウルドロップの幽体研究 (ノン・ノベル)

著者 : 上遠野浩平
  • 祥伝社 (2004年8月1日発売)
3.32
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  • 本棚登録 :622
  • レビュー :50
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396207854

ソウルドロップの幽体研究 (ノン・ノベル)の感想・レビュー・書評

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  • 2016.7 15

  • 基本的には『ブギーポップ~』と似たような雰囲気の伝奇ファンタジーですが、祥伝社ノン・ノベルという媒体に合わせてなのか、登場人物の平均年齢がだいぶ高くなっています。デウス・エクス・マキナ的な強引さで一気に事件の収集を付ける点も似ています。

  • 読了。

  •  「命とそれと同等のものを頂く」とかって予告状を送りつけつつ、人を殺して(しかも外傷を一切残さず)非常にくだらないもの(飴玉とかストラップとか)を盗んでいくペイパーカットとそれを追いかける保険屋の話。
     ペイパーカットは見る人によって姿が違うらしい。その場において不自然でない人間に見えるとか。そこにペイパーカットがいなかったと証明できないならば、それこそペイパーカットがそこにいた証明となる。上遠野らしい設定。
     保険屋の二人も非常に良い。片方は元警官で以前目に傷を負って、光を直視できない素敵な兄ちゃん。もう片方はロボット探偵。肉体は人間だけど、チップを埋め込まれているロボ。
     このロボット探偵がカッコいい。ロボットだから、常に周りを分析的に見る。データがそろったところでスイッチが入って〈論理回路〉が起動するんだ。したら良心制御(リミッター)が解除されて口調も変わる、行動も変わる。事件解決を最優先させ、相棒が危ないってことを分かっていながら放っておくんだ。
     まあ、データがそろう前に一人でぶつぶつと呟いて論理的に考えていたから、起動した〈論理回路〉ってのがどんな役割を持つのかいまいち不明なんだけどね。結局、真相に気づいた瞬間に起動してるし。意味ないじゃん。
     ただ、そのロボット探偵の生きていた頃の人格がたまに現れて意味深なことを呟いたり、ペイパーカットの目的がわからないままだったり、みなもと雫がどういう存在だったのかもわからないままだったり。
     伏線張られまくってるから、続編が出るのかしら、と。

    04.09.05

  •  「生命と同等の価値のあるものを盗む」怪盗?殺人鬼?ペイパーカットのはなし。寺月恭一郎とか榊原弦とか、ブギーポップシリーズの登場人物の名前がちょいちょい登場するのはまぁいつもの上遠野作品だから良いんだけど、みなもと雫って誰なんだろ。霧間誠一てきな、冒頭で引用する要員なのかな? どんな人なのかあんまりわかんなかった。

     ペイパーカットはエコーズの仲間なのか。町中をふらふらしながら何かを集める宇宙人っていうと、前川知大さんの「散歩する侵略者」を思い出すなー。

     初登場時には峰不二子っぽかったのに、後半にいくにつれてどんどん普通の乙女になっていくナオセさんがたまらん。

     殺し屋の甥とか、ナオセが電話してた相手とか、イマジネータの信奉者っぽいお姉さんとか、たぶんどっかでスピンオフが書かれるんだろうなぁ……。

  • 上遠野さんの作品を久々に読ませていただきました。
    ああ、やっぱりこの人の描くお話はなんかいいですね。

    ちょっぴり小難しくて意味不明なようでいて、
    ほんのり共感できる、そんな思想を語り聞かせてくれる彼の話をまた読み始めようと思いました。

  • ジャケがずっと気になっていた作品。

    シリーズの最初であると分かっていたけれど
    説明のなさに、ちょっと置いてきぼり感がありました。
    読み終えた今でも
    まだスッキリとはしていませんが。
    ロボット探偵とペイパーカット...
    とりあえずは読み進めます。

  • 怪盗か、殺し屋か。“ペイパーカット”の目的は!?
    天才女性歌手の追悼ライブで何かが起きる?
    <生命と同等の価値のある物を盗む>奇妙な予告状が届いた高級ホテルの一室で、強大な権力を持つ老人の影武者が殺害された。そして、厳重な警備の中、なぜかキャンディがひとつ失くなっていた。サーカム保険の調査員(オプ)伊佐俊一と千条雅人は、“ペイパーカット”の仕業と認定。傍目にはどうでもいいとしか思えない物を盗み、同時にその人の命を奪う。謎の怪盗を追う二人は、同じ予告状が届いた巨大ホールへ向かう。五日後に開かれる天才女性歌手の追悼ライブで怪盗が何を起こすのか!?

  • いちおう言っておくが私は上遠野さんのファンです。でも何を話しているのかさっぱり分からないです(-_-;)

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