殺人現場はその手の中に: 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル 791)

著者 :
  • 祥伝社
3.17
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本棚登録 : 105
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396207915

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ、以前は買って読んでいたのだが、お金が無くなって休止。今回、図書館の力を借りることにより7~8年ぶりに再開することにした。基本的には短編集なのだが、大きな流れがバックにあるので、早く次を読みたい気分。でも久しぶりなので、これ以前の巻を読み直すのもよいかな。我孫子市天王台という、縁の深い地名が出てくる話もあったし…。

  • これはあえて、あらすじを見ずに読むことをお薦めしますよ。何故かって? わけは……うふふ。読めば分かります。
    龍之介シリーズサブキャラ総出演、といった感(だけど「どうする卿」は出てないのね)。だけどキャラものではなくって、しっかりじっくり謎がびっしり。軽そうに見えて侮れないよなあ、このシリーズ。
    好きな一作は「溝の中の遠い殺意」。この「扇に殺された」という部分がかなり好き。ここに垣間見える悪意の恐ろしさってのも好きだなあ。

  • 2005年3月15日読了

  • 【STORY】
    “癒し系”名探偵・天地龍之介、ますます好調の最新作!
    トリックは〈ページ〉に隠されている!
    この本を手に取る皆様へ
    24、25、28、29、32ページにご注目!
    謎の「刻印」があなたを事件へと導きます
    IQ190の超天才…の割にはちょっと惚(とぼ)けた名探偵天地龍之介。“学習プレイランド”建設のため、協力を求めて訪れた科学研究所で、一冊の本から血痕が見つかった。半年前に失踪、その後他殺体で発見された所員・安場(やすば)の血液だった。本の著者は安場が激しく対立していた人物。被害者のメッセージなのか? しかし失踪当時、まだその本は出来あがっていなかったのだ。いつ、どのように血痕は付着したのか? 事件発生の時間と場所をめぐる謎。奇妙な事件に、龍之介の高速頭脳がフル回転!
    〈著者のことば〉
    ミステリー小説における殺人現場は、もちろん小説世界の中にあります。しかし、「その本」が実際に、現実の殺人現場へ誘うとしたら……。



    ......................................................

    最近このシリーズしか読んでないなぁ(笑)一美さんがヤキモチ妬くなんて!!っていうのが一番ですかね^^;忙しいときはライトがいいっすね!でも着々と話は進んでます。

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  • 本自体に仕掛けがあるとゆー点で、面白かった。
    このシリーズも、どんどん月日が経っていくな〜と思ったり。
    で、学習プレイランドの場所はココになったわけですね〜。
    私も、メールで推薦地を送ったんですが、こちらの方は…何か、違う設定と言いますか、うん、イメージを使うのかわからないですが、感謝状(?ちょっとした手紙)が来たので嬉しかったです。
    その節はありがとうございました。

  • 本体に作中と同じ仕掛けの「染み」付。

    カバー&本文イラスト / 緒方 剛志
    装幀 / 中原 達治
    初出 / 『小説NON』2003年12月号、2004年3月号・6月号・9月号

  • 天才・龍之介シリーズ。
    今回も多彩な知識をふんだんに見せてくれてます。ほとんどが分からないものだったりしますが。
    いつの間にか龍之介に期待している自分がいます。

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著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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