夜怪公子: ドクター・メフィスト (ノン・ノベル 798)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 83
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396207984

感想・レビュー・書評

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  • ヨーロッパ出の吸血鬼との戦い。『夜叉姫伝』と比べて、どうかと言われても微妙である。あのときは、ふゆはるはいなかったし、今回は、ドクターのダミーが大活躍。ほとんど卑怯なんだけど、まあ、メフィストならやりかねないところが納得できる。まさに菊地ワールド全開と言うべきかもしれない。

  • ネタバレあります


    ○概要
    月から降ってきた隕石から現れた吸血鬼一家。
    凍らせ屋の屍は血を吸われて吸血鬼化し、夫人の血を浴びた魔界医師メフィストもまた吸血鬼になりかけた上に、医療を行おうとすれば病状の悪化をまねく呪いのただ中に。
    更に、新宿の吸血鬼一族の副頭領が産み落としたのは吸血鬼の始祖だった。

    ○感想
     まあその、惰性で。
     屍さんの担当医がなんか好きです。
     しかし、仮面の花屋さん危なすぎ…。そしてせつらさんがチョイ役すぎ…(泣)

  • 物語の中心となっている敵の一人、フランツが良い役どころでした。初めは、何だこのガキ…と思って読んでいたのですが、終わりに近付くにつれて…。純愛ですね。
    ドクターはこの本の中だけで、どれだけダミーを使ったのだろう。色々なドクターが見れて面白かったです。

  • 「夜怪公子 ドクターメフィスト」菊地秀行:詳伝社

    魔界都市新宿にやってきたのは隕石に乗って月からきた吸血鬼。
    肝心の人捜し屋は不在。
    対するは因縁浅からぬ“魔界医師”メフィストと
    戸山住宅の首領・夜香。
    そして仮面の花屋・秋ふゆはる。
    しかしメフィスト何もしてないんじゃ…
    夜叉姫伝も途中なのに手を出してしまいました。
    あいかわらずの“新宿”世界、愉しみました。

  • メフィストVS吸血一族。
    個人的には夜香さんが見られて嬉しい。
    そしてこの医者はいつものことながら恐ろしい。

  • 学生の頃から購入している「魔界医師メフィスト」シリーズの最新刊。書店で発見した時には、久々の新刊に叫びそうに(笑)
    女嫌いのドクターと何やら過去のありそうな女性の登場。ドクターの過去が垣間見える?
    好きだなぁ、ドクター・メフィスト。また新刊が発売すること、願ってます!

  • 魔界医師シリーズ新作キターーーー!!!
    今回の敵は吸血鬼です。前に出てきた夜叉姫伝の4人よりも強いらしいのです。
    なんと凍らせ屋も×××になっちゃうわ、ダミー大活躍だわ、もう見逃せません!

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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