メモリアノイズの流転現象: ソウルドロップ奇音録 (ノン・ノベル 805)
- 祥伝社 (2005年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396208059
作品紹介・あらすじ
「あの事件は終わっていない-」私立探偵・早見壬敦は、禿猿山で出会った不思議な人物から謎の言葉を聞く。杜名賀家の離婚問題調査で長女の過去に興味を抱き調べている時であった。その山は、二十年前一家を襲った惨劇の舞台だったのだ…。一方同じ頃、杜名賀邸では庭が爆破され、怪盗"ペイパーカット"の予告状が発見される。神出鬼没の怪盗を追うサーカム保険の調査員伊佐俊一と千条雅人が現場に急行、生命と同価値のものを奪う怪盗の標的が早見ではないかと不安を抱くが…。
感想・レビュー・書評
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ソウルドロップシリーズその2。
実は世界観がブギーポップと同じだった模様。だったらなんで機関はペーパーカットを追いかけていないのか若干疑問だが。。。
まぁそれはさておき、全般的な構成や話の流れは1作目と同じで、特に新鮮さはなし。一作目が良ければ2作目も是非、といったところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソウルドロップを読んでから随分間が空いてしまい世界観に入りきれず消化不良気味です。雰囲気がブギーポップに近づいた?
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読了。
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面白かったです。さすがは、上遠野浩平。
前作ではまったくつながりがなかったような感じですが、ブギーポップとのつながりみたいのが出てきてしまいました。
そこがいいんですけどね。
今回のメインとなる早見が能力者で、その能力者を探している例の「組織」まで出てきました。一文だけですけどね。
これからも、ブギーポップ関連でつながっていくんでしょうかね?
それはそれで、俺的には歓迎です。
続きに期待しています! -
歌いながら山を駆けずり下りるロボット探偵を、
ギャグマンガ日和の画で脳内再生すると、より笑えた。 -
“魂の一滴(ソウルドロップ)”と引き替えに命を奪う……!
神出鬼没の謎の怪盗 vs 異能の私立探偵
話題沸騰!好評ソウルドロップシリーズ第2弾!
「あの事件は終わっていない―」私立探偵・早見壬敦は、禿猿山で出会った不思議な人物から謎の言葉を聞く。杜名賀家の離婚問題調査で長女の過去に興味を抱き調べている時であった。その山は、二十年前一家を襲った惨劇の舞台だったのだ……。一方同じ頃、杜名賀邸では庭が爆破され、怪盗“ペイパーカット”の予告状が発見される。神出鬼没の怪盗を追うサーカム保険の調査員伊佐俊一と千条雅人が現場に急行、生命と同価値のものを奪う怪盗の標的が早見ではないかと不安を抱くが……。 -
ソウルドロップシリーズ2作目。初期ブギーポップのような安定した面白さ。そして奈緒瀬がいちいち可愛らしい。テンプレートのようなツンデレ描写を続ける一部クリエイターは爪の垢を煎じて飲め、と個人的には言いたい。
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何となく続きが気になる終わり方でした……。
一巻でも思うけど、奈緒瀬が可愛い!
彼女が普通の女の子って分かる所を微笑ましく見てました。
それにしても伊佐さんかっこいいわぁ。 -
冒頭が前作と雰囲気が全く違ったので戸惑った。でもきちんと飴屋さんが出てきて安心。ミステリー色が前作以上で、満足した気がする。
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さらっと読めて後味爽やか。
設定は魅力的なんだけど、あんまり後に残らないのは何故だろう。 -
上遠野作品で一番好きです
伊佐さんの頑張りっぷりが可愛い -
ソウルドロップシリーズ2冊目
中古で購入するも未読 -
この物語を読んだときに、
あぁ、上遠野さんは“事件”とかそーゆーものではなくて“人間”を書こうとしているのかなぁ〜という感想を持ったことをよく覚えています。
よく見かけるミステリーとは若干・・・というか根本的なところで違うように思いました。好きな作品。 -
ちょっとブギーポップ世界と同じ世界だという設定が鼻につくかも。
それがウリなのかな、とは思うし、分かるけれど。
何も全部交差させなくてもよくない? なんて思ってしまったり。 -
未読。
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新キャラ…?の早見探偵がキーですね。
飄々としているのに芯が一本通っている。
実はsugoku格好良い。見た目はともかく(笑)
真実って何かと思う。 -
■読んですぐに続巻探しちゃいました。今の所3冊中、この2冊目が一番好きです。…正直、表紙と中身は合ってない気がします(ごめん)。
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前作もですが、さらにブギーポップ色が濃くなってきました。
ブギーポップシリーズを呼んでおいたほうが面白く感じるのではないでしょうか。 -
この方だけの話ではないのでしょうが、
同作者別作品のネタなりキャラなりが紛れ込んでくることをどう考えるべきなのか。
なんつかこう、よくも悪くもアマチュアっぽい印象なんだよなー、これ。
自分はにやりと喜んでしまう、
作者の思惑に思い切り乗せられてる人なんですけどね。 -
シリーズ2作目。おもしろかった。
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杜名賀の20年前の事件と現在の事件、ペイパーカット事件が入り組む。
MPLS傾向って何だろう?他のシリーズ読もうかな。 -
ソウルドロップ続編。<br>ターゲットの命と同価値を持つ「キャビネッセンス」を奪う怪盗と、それを追う調査員、そして、異能の名(?)探偵の話。<br>主要キャラは各々変人。<br>それでも、彼らの織りなす物語にはぐいぐい惹き付けられます。<br>うん。名探偵はいいキャラでしたね、私にとっては。<br>ブギーポップシリーズともリンクしています。<br>(2006/05/25)
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ソウルドロップの続きです。ある名家でおこる事件。そして怪盗ペイパーカットの狙いとは?
推理小説の要素からはどんどん離れていってるように思います。ファンタジーとしてなら楽しめますが、出てくる人間人間が、超人すぎてリアルさがない。
不思議な能力をもっているということ以上に、考え方やら行動力やらがすごすぎるんですよね。
でも、おもしろいのはおもしろいんですよ!お話として、ファンタジーとして、よく練られた話だと思います。
てか新キャラの探偵が普通に好きです。まぁ、私、探偵フェチなんでね。飄々としていてかなりおいしいです。 -
単純に斉藤岬さんの絵が好き(をい)
飴屋も好き。初見の早見さんもかなり好き。 -
流転、というだけあって素早く展開するストーリー。それは流転というよりまさに激流。<BR>
その中で一人、時間も空間も何もかもを超越しているかのような存在の飴屋。<BR>
彼が出てくると空気が変わる。圧倒的な存在感。<BR>
つかまえることができそうで、でもできず。<BR>
けれど、彼に追われることからは、誰も逃れられない。<BR>
善人なのか悪人なのか・・・そもそも何が善で何が悪なのか・・・。<BR>
飴屋の術中にはまったら、きっとそれが最後・・・。<BR><BR>
個人的に、この作家が最近のアタリ。<BR>
シリーズ全体に大掛かりな仕掛けがありそうで、この先がとても楽しみ。 -
前の話をすっかり忘れて読んだけど面白かった.
読んでる間になんとなく奈緒瀬お嬢さんとか伊佐さんとか千条さんとか思い出しました. -
ペイパー・カットの不思議で自由なのが魅力的だと思います。
しかし、ブギーポップシリーズとリンクが顕著になって来ましたね…。 -
【想】【知】<BR>
『ソウルドロップの幽体研究』の続編。<BR>謎が謎を呼び、とうとう「名門坊ちゃん次男探偵」が登場!!(浅見でも、榎木津でもないです、もちろん) -
ソウルドロップシリーズ。発売しているのを今知った。