新・魔界行 魔群再生編 (ノン・ノベル 806 新バイオニック・ソルジャー・シリーズ 1)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208066

感想・レビュー・書評

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  • 『魔界行』の続編スタート。

    20年後から始まるが、南雲のあまりの腑抜けにちょっと衝撃(笑)
    通して読んだ感想としては、前作の登場人物達が世代を変えて集結する…所謂序章的な感じ。

    いまいちどうなって行くのか、内容が分からずだった。
    次で明確になって行くことを願う。

    THORES様の鉛筆での線画、作品に残るのって他にないんじゃないかな…貴重よ!
    そこもまた、魅力!

  • 2005

  • 「魔界行」シリーズ20年ぶりの復活。最初の三部作は新シリーズより先にノベルズで

    一冊にまとまり「完全版」として新たに刊行された。おれは20年前に当時のノベルズ版で

    読んでおり今でも菊地秀行の作品では「魔界行」が一番好きだ。エロスとバイオレンスの

    狂乱とも言うべき小説で奇想はバンバンぶち込まれているし特にディテールの執着が

    凄まじく高校生になったばかりのおれを虜にした。休憩時間や昼休みに読んでたのは

    憶えているが、よくこんな本を学校に持って行ってたなといまさら思う。

    物語は未完とはいえバイオニック・ソルジャー(生体強化戦士)南雲秋人の復讐劇は

    とりあえずの決着が付いてるし年月も経ったので続編はもう出ないものと思っていた。

    新シリーズ1巻目はまだ登場人物の顔見せが済んだぐらいだが勢いは大いに感じるので

    期待は高まっている。作中でも20年の月日が経過した時点で物語が始まるのが面白い。

    引き続いて登場する人物も多いので同窓会のような気持ちになる。

    前の三部作も読み直そうと思い新装版を買ってきたら分厚すぎて読みにくく

    分冊の旧ノベルズ版で読むことにした。何のために新装版を買ったのやら。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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