- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396208134
感想・レビュー・書評
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相変わらず、伏線の張り方が絶品である
綺麗に絡まりあい折り重なるそれぞれのストーリーが最後には一つにまとまる、なんて痛快!
優柔不断さと優しさと物知らずと複雑で単純な人々
前作に比べればそれぞれの物語が孤立している感じが否めないがそれでも十分楽しめる
まずは読め! -
色々な事件を無理矢理(一つに)まとめすぎな気がした。
あと、なんか良心的な行為をしすぎ。 -
まず、目次のような言葉が面白い。
今回は銀行強盗以外でも大活躍。 -
陽気なギャング2作目。やはり登場人物が魅力的。個人的には本編より、最後のボーナストラックの方が好き。
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「陽気なギャングが地球を回す」の続編。
前作同様にたくさん伏線が張り巡らされている。読み終わっても、「あの伏線はどこに書いてあったっけ?だれの言動だったっけ?」と再度読み直したくなる。
図書館に返却する前にもう一度、目を通したいな。 -
個性的な4人の銀行強盗たちが、ある社長令嬢の誘拐事件を解決する。
相変わらず頭脳明晰なリーダー・成瀬、動物を心から愛するスゴ技のスリ・久遠、しゃべれ出したら止まらない響野、見事なドライビンテクニックと体内時計の雪子、特に成瀬と響野の会話が面白い。
ラストが予想外な結末で面白かった。 -
キャラクターが魅力的!
みんなだいすき! -
ようやく目が慣れて、成瀬と響野の区別がつくようになったので、ふたりのやり取りが、おもしろい。
ふたりというようりも、響野がからむとでたらめで、皆おもしろい。
田中がすごい技術を持っていて、何でも田中が登場すれば解決するように思われると困る。
という成瀬の言葉に、響野が「誰がそう思うんだよ」って反論。
成瀬がくりかえして、「だから誰が」って響野がわめくんだけど、これ、読者相手だよね。こんなからみにひっぱり出されるところが、余計おもしろい。
この本では2回ほど吹き出しそうになってしまった。
途中までの筋に、『地球を回す』と似たような構成をわざと持ち込んでいて、グルーシェニカーの話題まで振って。
こりゃ、この発煙器具も使うんだろなーって思ってたら案の定使ってくれるわけなんですが。
どんでん返しの連続って好き。 -
相変わらず4人のとりとめのない会話が楽しい。この4人ならなんでもできるんじゃないかって思う(笑)。作中に出てくる数々の迷言にも度々笑わされる。こんな銀行強盗たちが現実にいたらと思うと、とても愉しい気分になる。