空から見た殺人プラン (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 81
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208264

感想・レビュー・書評

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  • 龍之介シリーズ連作短編集。今作は有名な景勝地を巡りつつその地で起こる様々な謎を解いていく。そういう意味で龍之介たちと一緒に旅をしている風情を味わえた作品。広島の厳島神社は私も行った事があるのでその分想像ができて楽しめた。一番気に入ったのは三重の鳥羽を舞台にした「真珠とバロックとあたしの部屋」かな。

  • 「天才・龍之介がゆく!」ってサブタイトルだけど、彼はそんなに天才なのかな?
    なんだか発想は豊かだけど、いかにも作者さんが作った舞台のコマ回しって感じだね。
    内容も妙にいろいろ絡ませていて、1つのお話を一気に読まないと内容がわからなくなるものばかり。
    知っていると面白い豆知識も出てくるけど「本格痛快ミステリー」って割には、若者の読者層を狙ったイマイチなお話だな…と思いました。
    ティーン向けと大人向けの間くらいの感じなのかな。

  • 紀行物の短編集。そのせいか蘊蓄が鼻につく感じが否めない。龍之介が語るならまだしも、登場人物みんながこうだと、ちと読みづらい。勉強にはなるけど。

  • 龍之介シリーズ。軽妙な読み口で、それでもトリックはしっかりインパクト。またしても唸らされます。
    お気に入りは「誰にも見えない4号室」。ミッシングリンク問題が……これはわかんないよねえ(苦笑)。でもその思いもよらない「犯人の論理」がかなり好き。こういうのにどきどきさせられます。
    「空と大地の迷宮」も凄いなあ。どの作品でも驚かされるのだけれど、ラストで超特大の驚きをやられました。まさか、こんな手口が……!

  • これまた短編集です。
    夢に向かっての人材確保に、東奔西走する3人。
    といわけで、今回の題名には地名がついています。

    今回はまた違う人からの目線、という話が入っていますが
    その話に非常に納得してしまいました。
    こういう考えの人物は、男でも女でもいるよな…と。
    しかし、最後がちょっと偶然すぎます。
    でも、たまにはいいかも? です。

  • 2007年11月20日読了

  • 天才・龍之介が行く!シリーズです。
    タイトルがいまいちな気がしますですが、龍之介君が建てようとしている学習プレイランドの学芸員をヘッドハントするべく、日本中を飛び回っている様子。

    イラストレーション / 緒方 剛志
    カバーデザイン / かとう みつひこ
    初出 / 『小説NON』2005年5月号、8月号、12月号、2006年4月号、5月号、書き下ろし1本

  • 全部買ってるけどなぜか今回が一番つまらなかった気がする。  最後のとかほぼ全部よめたし。  ひねりが足りない。

  • 2007/02/19読了

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著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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