魔道師と邪神の街 魔都トリノ (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
3.23
  • (1)
  • (7)
  • (21)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 81
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208271

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヴァンパイァーって大好き。ただし怖くない奴。イケメンでクールですごい奴 。ただ時々の描写が気弱には耐えられない。途中で止めてしばらくしてまた読むそれの繰り返し。何度となくおぞましさにあきれる。マゾにはたまらない。

  • イタリアで開始された不死の吸血鬼・龍緋比古とヴァチカンの戦い。かつてない強敵に龍はどう立ち向かうのか?
    これからの展開が楽しみな現段階での最新刊。

  •  龍の黙示録、ヴェネチア、トリノ、ローマと続く三部作のまんかな。

     ま、真ん中なので、中途半端感はいなめません。
     でもって、トウコも、龍も、あんまり見せ場というものは…乏しいかなぁ。まぁ、トウコの闘いに向けて、気持ちがかわっていくあたりは上手い。
     
     しかし、どーしてこういうネタになると、だんだん栗本薫っぽくなるのはどーしてなんでしょ。元々、ベクトルが同じというか、近いというか、そういうのあったけど、ここでこうくるのはねぇと、思うわけです。もっとも、栗本御大だと中途半端じゃすまさないやることはやっちまうんだろうけどww
     うむむ。
     多分、私はライル(ライラ)がすきじゃないんだろう。いや、キャラクターそのものは好きなんだけど、彼(彼女)の衣装とかをちゃらちゃら書いてるのが、いやなのだ。
     うん、同じように、衣装がうんたらと書いてるタジオ(っても今回はほとんどそういうのなかったですが)については、全くなんとも思ってないけど、ライルになると「はいはい」って思うからな。
     
     ともあれ、ここまで大風呂敷を広げた以上、しっかりしめていただきたいローマ編。
     期待してます<握り拳

  • なんだかもう登場人物と宗教とがごちゃ混ぜになってきて混乱してきた…イタリア3部作の2作目。

    主要登場人物の内面はさらに深く表現され始め、前巻からの脇役たちは波乱万丈。

    あいにく、欧州旅行に行ったときに3部作の舞台の中でトリノだけは行っていないので、方陣なんかが想像しづらかったけど、「魔都」としてのトリノには冬季オリンピック以来興味が出たかも。

    やはり、3部作の中巻ってのは大事なつなぎであったり最終巻に向かっての助走でもあるから「ローマ・ヴァチカン」に期待。

  • エジプト宗教はとってつけた様になってしまいましたね。トリノは恋情関係がもう少しほしかったな〜タジオ様が素敵なのはよいけど…ローマに期待。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠田真由美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×