消滅島RPGマーダー: 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル 844)

著者 :
  • 祥伝社
3.22
  • (1)
  • (8)
  • (26)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 102
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208448

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 天地龍之介シリーズの長編。怪事件の数々から遂にこのシリーズでも著者の別シリーズである「三月宇佐見のお茶の会シリーズ」のような摩訶不思議現象が起こっていくのかと身構えたりもした。が、やはりそこは龍之介シリーズ、怪事件の数々を実に鮮やかに現実的に解きほぐしていく龍之介。今回は島一つ消滅したわけだが次の事件ではどんな謎が出てくるのか楽しみ。

  • 柄刀さんのライトノベル寄りのシリーズ。
    竜之介くん可愛いの♪
    トリックは面白い! し、嵐の孤島ってのが基本的に好きなのでそれも嬉しいしw
    しかし文章から地形や情景が思い浮かばないと理解が苦しいテーマなので、そのあたりもうちょっと親切だとありがたいッス……

  • このシリーズだからそんなおかしな設定はないだろうな、と思いつつも。「RPG」部分にはかなりどきどきさせられてしまいましたよ。なるほど、そういうことでしたか! これ、かなりいい終わり方だなあ。
    「島が消える謎」もさながら、一番「おお!」と目からウロコが落ちたのは、「消えた人物の謎」。まさかそういうからくりがあったとは! 思い切り悩まされた挙句、思い切り納得させられてすっきりしました♪
    でもやはり物理苦手な私。天船の謎が理屈ではわかっても、感覚ではいまいちわかりません(爆)。な、なぜ落ちないの……?

  • 墓参りに戻ってきた島で、出会った集団。
    彼も彼女も、すべて違う目的でやってきていた。
    小さな謎に、大きな謎。
    消えてしまった全ては、一体どこに?

    長編な上に、かなりの長さです。
    読んでいくうちに、段々と訳が分からなくなってきて
    どれがヒントでどれが繋がっているのかちっともです。
    いつもの通り、解答編を読んで、あぁ! と思う状態でw

    しかし、最後の落ちにはびっくり(?)です。
    一体これは誰なんだろうと思っていましたが。
    お騒がせな人達だな…と。
    ちょっとほのぼのしてしまいました。

  • 天才・竜之介がゆく! 最新刊
    全作もってます

  • 【STORY】
    聖なる島を訪れた天地竜之介は、奇妙な言い伝えを知る。沖に浮かぶ小島が消えた、それは真実なのか? ところが、伝承どおりに怪事は起こり、不可解な出来事が続く。やがて孤立状態となった島で信じがたい大異変が…。


    ......................................................

    ん〜、内容は面白いと思うんだけど…正直、途中に入るRPGをしてる男女の声はいらなかったかな・・・・と。
    最後のページでしか、2人(というか、女性)の存在価値がなかった気がする。そのへんがちょっと残念!

  • やっぱりクロスワードが最高傑作かなあ…。

  • 【聖なる島を訪れた天地竜之介は、奇妙な言い伝えを知る。沖に浮かぶ小島が消えた、それは真実なのか? ところが、伝承どおりに怪事は起こり、不可解な出来事が続く】

    久しぶりに読んだ竜之介シリーズ。
    トリックがとても大掛かり?なので、少し分かりづらい部分もあり図がほしかった。
    ストーリーはおもしろいし、モチーフに使われたゲームの意図が分かった時はスッキリ。

  • あいかわらず龍之介君やってくれます。
    あるはずの島の消滅のトリック。

    イラストレーション / 緒方 剛志
    カバーデザイン / かとう みつひこ

  • 龍之介シリーズの長編第三弾、早くも長編タイトルのルールが変わってしまった……。不可解トリックは、やはり冴えている。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柄刀一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×