これから自首します (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
2.70
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本棚登録 : 60
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208653

感想・レビュー・書評

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  • 自称映画監督の『勝馬』の元へ、深夜友人が訪れた。殺人を犯し自首すると言っていた知人が翻意したことに激高し、殺してしまったのだという。その為自首するという友人を、勝馬は必死に思い止まるよう説得する。なぜなら勝馬には、友人に自首されると困る理由があった…。


    事の発端となった三年前の火災事件から始まり、殺人やら事故やらと次々と事件が起こる。ので、「あれ、これは何の関係者っだたかな?」など混乱することもしばしば。
    少々詰め込み過ぎの感、と言うか、皆簡単に人殺し過ぎ。

  •  この人のお話は、大体いつも期待外れで終わるので、今回もあんまり期待しないで読んだわけですが。

     殺人を犯したので自首しようとする男と、彼に自首されては困るから、それを必死に食い止めようとする主人公。
     そこに過去の事件や、殺された男に係わる人物が絡んで来てお話は進む……といった感じなんだけれど、登場人物が多いせいか、途中に挟まっているエピソードをどういうふうに捉えたらいいか分からないせいか、ちょっと意味不明。

     相変わらず、ミステリとしては説得力がないところが多いというか、「え?」みたいなところは多い。
     登場人物が多く、それにまつわる事件もたくさんあるのに、結局どれも解決していない気がする。

     ラストシーンを妙に感動的な壮大な感じにしたせいで、そこまでの雰囲気を一気にぶち壊した感はある。
     そうしないと締まらなかったんだろうけど……何だかなぁ。

  • 蒼井上鷹さんの、この感じ、好きです。
    自分を主役として読み進めていくと、最後こうなって、読後何ともやりきれない感じが癖になる。

  • 「これから自首します」
    自称映画監督の勝馬に幼馴染の小鹿が告白した事とは。


    自称映画監督の勝馬に幼馴染の小鹿が告白した、人を殺した。だから自首すると言う。普通なら自首した方がいいと説得するだろう。しかし、勝馬はそうは出来ない。なぜなら勝馬には勝馬の計画があるからだ。


    小鹿は自首をしようとし、小鹿に殺された男は、かつて自首騒動を起こした人物で、勝馬の妻と付き合っていた男も自首をしようとする。自首、自首、自首。


    自首ばかりが出てくるならば、ユーモラスな雰囲気があるように思う。自首したいんだけど、面白い人がなにか知らないが邪魔してくるとか、自首すると言っても、犯罪を犯したと勘違いしたとかそんな雰囲気。


    しかし、勝馬を始め登場人物は結構ダークな世界に住んでたり、危険な事を考えていたりする。


    例えば、勝馬。自首を聞かされるのだから小鹿(と言ってもでかい)から信頼はされている。そんな勝馬は一見いいやつに見えてしまう。しかし、実は勝馬は危険な男なのだ。と言う感じに、結構ダークネス。


    ちなみに、ミステリーなのだけど「あれ?」とか「おや?」とか思う箇所がちょいちょい出て来ます。ちょっとボリュームがあり、中だるみもする中でこれはちょっとつらいかもw

  • 2014.5.21
    登場人物多過ぎ、読みにくい

  • 自首させたい、自首できない、自首されては困る人々の前代未聞の自首ミステリー。

    設定はなかなか面白かったけど、登場キャラクターが多くて読みにくい印象。色々説得力に欠ける。
    結末にもちょっともやもや。

    ただ装画の三浦太郎がツボすぎてもう。

  • 軽く読めましたが、特に入り込めず。
    結局もやもやっとしたまま終わってしまった。

  • 読みやすかったが、読みにくかった。。。
    最後が、どうなっているのか、朝読書のぼんやりした頭では分かりませんでした。

    でも、自首でこれだけ引っ張ることができるのねえ。

  • 特殊設定や特殊状況下なお話が得意の作家さんですが、今作はちょっとコンセプトが良くわからなかった感じでした。相変わらず登場人物の性格の悪そうな部分が目に付きます。

  • 2012/04/21
    自宅

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著者プロフィール

1968年千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て執筆活動に入る。2004年、「キリング・タイム」で第26回小説推理新人賞受賞。同年「小説推理」掲載の「大松鮨の奇妙な客」は、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた。同二作を含む短編集『九杯目には早すぎる』でデビュー。著作に「4ページミステリー」シリーズ、『ロスタイムに謎解きを』『最初に探偵が死んだ』など。

「2016年 『お隣さんは、名探偵 アーバン歌川の奇妙な日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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