空海 七つの奇蹟 (ノン・ノベル 868)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 67
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208684

感想・レビュー・書評

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  • 全体に平坦で盛り上がりに欠ける。
    同じような流れの話が繰り返され、またその話の肝であるトリックも話の筋も、無理矢理で説得力がない。
    空海の起こした奇跡という伝説をミステリ風にしたてるという発想は面白いのだが…。

  • ま、読みやすいわ。
    空海が良く描かれている。史実はどうなのだろう…

  • (収録作品)加持霊水の奇蹟/大瀧飛剣の奇蹟/天狗問答の奇蹟/隔河書額の奇蹟/室戸伏龍の奇蹟/小児活生の奇蹟/釈尊出現の奇蹟

  • 奇蹟を謎解き。
    こんなもんだろうなあというのが率直な感想。

    でも、何となくおもしろい。

    実在した歴史上の人物たちって、どんな人だったろう?
    って思います。

  • トリックとしてはそんなに難しくないです。が、そこに至るまでのはなしの内容がおもしろいです。
    短編なので寝る前などに気楽に読むのがいいかな、という感じです。

  • 歴史上空海が起こしたとされる数々の奇蹟……少なくとも杖で地を突いて水を出す、というのは聞いたことがありましたが。実はこういう裏事情とトリックがあったのかもね、と思わされました。
    トリック自体は、どれもたわいないもの。おそらくミステリ読みならあっさり解けるので、謎解きとしては物足りないかも。でもポイントはトリックを解くことじゃなく、なぜそのトリックが必要だったか、なのかな。

  • 7編の連作。
    するっと一気に読んでしまいました。
    今回はそんなに「とんでも」ではなくて、論理的。
    必然性については多少こじつけ感も無くはないけど、楽しく読めました。

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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