新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208844

感想・レビュー・書評

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  • 遂に終わってしまった。
    執筆から、33年かかったみたい。
    感慨深いものがあるな。しばし忘れたとは言え…
    東洋の、主に日本の怪しい系を総出演させて、おさめるのは苦労するわな。
    空海、密教、卑弥呼、鬼道、陰陽道、神道もあったっけ?
    私の好きそうなのが、いっぱい出てて面白かった。
    空海が唐から持ち帰った四殺も何とかなって良い感じで終わりになったはず…
    大円満って感じで終わるのも、それで良いかな。
    でも、最後にバチカンに行くとか…仏さんから、キリストさんへ?
    まぁ、また、心機一転、始まるのも良いか!
    生きてる間は、ずっと読みます!(^-^)v

  • ああ、終わってしまったなぁ。
    夢枕獏さん。お疲れでした。

  • GW積読解消週間はまだまだ続く。

    終わってしまったなぁ。なんだか、空海にも興味がわいてきた。また折をみて最初から読み直してみよう。

    しかし、エピソード中、連鎖型地震の話が出ていてドキッとした。2010年後半に出版されているよなぁ。

    このあと東日本大震災が起こっており、タイムリーに読んでいたらびっくりだったろうなぁ。

  • 「魔獣狩り 淫楽編」を読んでから何十年経っただろうか。執筆からは33年だそうだ。いつどのように終わるのか、と思っていたが案外あっさりとした終わりだった。次は「キマイラ」か。

  • 読みはじめてから十数年追いつづけて、ようやく終わった。以前何かのインタビューで伝奇は終わらないのが魅力だと、半村良師匠に報告していたが、まさにいったんは終わらせつつ、また始まる。伝奇としての王道を模索して貫いた夢枕獏先生に敬服いたします。

  • これで終わりかと思ったら、続きの布石が最後にあったw
    このシリーズ、最初はすごく勢いがあったが、最後は落ち着いた感がある。

  • 完結まで33年だそうな。
    俺らも30年は付き合ったはず。
    獏さんにはお疲れ様と言いたい。

    さて次は餓狼伝かキマイラか。

  • 2011.3.27読了。

  • 2011-13 終わった。感慨深いものがある。しかしまた登場人物が別の物語に出てきそうな予感はある。

  • 最終巻で、主要キャラすべてに見せ場を描いた力作。文成には岩倉との、猿翁には犬千代との死闘が、鳳介には地球へのサイコダイビングを、毒島には人間サイココンバーターとひることの絡み、美空は見せ場があまりないが、まあ、そもそも執着のない人間なので、そうだろう。最後に書きたいことを存分に書いたという、どうだという感じがストレートに伝わる。まあ、卑弥呼の墓の位置や魔人空海の尻萎みっぷり、鬼道と黄金のその後のあり方とか、突っ込みどころも結構満載だが、本作は歴史ミステリでもなんでもないのだから、そこは置いておくのが礼儀だろう。魔人空海も、ほっといたら、空海をどうこう出来ようもない以上、収拾がつかなかったので、これで良い。梵の最後もらしい。その他、渦紋とか色々、語られなかったその後が気になる人物も多いが、よしとしよう。最後の毒島と有堂岳と風子の絡みなど、本当に書いていて楽しかったと思う。涼子だけが不幸な終わりだったが、文成の最後の戦いには必要だったのだろう。最後にイエスへのサイコダイビングで含みを持たせているが、一読者としては続きをと期待するものの、一度、閉じた話はこのまま終わらせるべきだろう。長い間、待っていてよかった終わりです。もう一度、最初から最後まで通して読みなおしたいと思います。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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