幻影のマイコ (ノン・ノベル 1020)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396210205

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  • 宇宙旅行が可能になった世界。軌道エレベーターの地球駅はモルディブ共和国は首都マーレで1人の女性が、消えた。残された「イルカはもういない」というメモの意味は。

    探偵の結城は夫のハムドゥーンから失踪した妻のマイコの捜査を依頼される。次々に得る手がかりに反応するごとく現れる裏世界の人間たち。マイコは何を掴んだのか?

    月開発事業と反対する過激派テロ。南の島での色鮮やかな環境から星の光と闇が占める空間へ結城の追跡は続いていく。

    地元ならではの「はいはいっ」とうなずいてしまう地名や施設も仕掛けなのかしらね。

著者プロフィール

1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。81年「星新一ショート・ショートコンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。その後、会社勤めをしながら「ショートショートランド」「IN★POCKET」にショートショートを掲載。1990年、長編ミステリー『僕の殺人』を上梓してデビュー。2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』が徳間文庫大賞2022に選ばれる。

「2022年 『喪を明ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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