薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる (ノン・ノベル)

著者 :
制作 : 垣野内 成美 
  • 祥伝社
2.69
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  • (7)
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  • (15)
  • (7)
本棚登録 : 180
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396210243

作品紹介・あらすじ

『アルスラーン戦記』『銀河英雄伝説』の著者が贈る
大、 大、大人気シリーズ最新刊!
あこがれの南国リゾート(?)で、お涼さま、大暴れ!
血も凍る戦慄のラスト3行とは――!?

ここがあこがれの南の島? 十年前の未解決事件殺人犯を捜しに、薬師寺涼子警視が派遣されたのは、絶海の孤島だった。無人島を開発、一大リゾートとなった島には、お騒がせ国家公安委員長と後援会御一行も訪れるが、搭乗してきた飛行艇が海中からの奇襲により撃墜。捜査に駆けつけた海上保安庁の巡視船、海上自衛隊のオスプレイも相次いで破壊される。某国の秘密兵器か、謎の深海生物か? バカンスムードも一転、海自、海保、警察の捜査権争いが勃発する中、不気味な怪生物が! 警視庁の魔女王が忠臣・泉田と大暴れ!

感想・レビュー・書評

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  • 政治等に対する愚痴のオンパレードなので、そういうのを笑って読めない人にはお勧めしない。
    いつもの薬師寺涼子っぽいのは、最後の数ページ程度。

  • 作中でも泉田君が言っていたけど、いつものお涼より、大人しい感じ。
    同じ喩えをグルグルとしては、なかなか話が進まない。
    作者さん、お涼のこと苦手になったのかな…と思えた一作。

  • ドラよけお涼シリーズ最新刊。
    前巻が極寒のシベリアだったので、今巻は南国リゾート島が舞台。
    でもリゾート気分はほとんどなかったなあ。
    口絵のお涼さんの水着イラストぐらいか(笑)

    展開はまあいつものどら除けお涼なんだけど、なんというかちょっとパワーが落ちたなあというのが正直な感想。
    読んでて昔ほど面白くない。
    泉田君や涼子の活躍が後半までほとんどないし、
    登場時はなんかすごそうだった半透明怪物の退治法も実にあっさりしてるし。
    いやだって、鉄をも貫く水鉄砲吹く怪物がガムテープで抑えられるかなあ。
    ちょっと無理じゃね。

    政治や世間に対する批判は作者の作風なのだけど、今回は自衛隊とか出てきて所為でちょっと頻繁すぎた気もする。
    そんなこんなであんまりワクワクしなかった。
    うーん、残念。

    ただ一つ、涼子の「トラブルなくして、なにが人生か!」には、さすが涼子さまと笑ってしまった。

    次はもっと派手な活躍を期待したい。

  • 書く気がないなら、無理して書く必要ないですよ。
    政治家批判がくど過ぎて、笑えなかった。
    というか、あまりにも泉田が無知で一章で脱落。

  • 4年ぶりに田中作品を読んだ。従来に比べ、政治批判ネタが増えてきて、ちょっとうざく感じるようになった。
    敵対する相手(?)も、もう少し設定を深くして、アクションシーンを多くした方が、自分の好み。そーいう事で、星は低め。いや、面白かったけどね。

    薬師寺涼子シリーズって、全体がこんな感じなんだよねぇ。銀英伝やアルスラーンの時期の様な話が読みたいなぁ。

  • ラスト三行の恐怖、と作者コメントされてますが、そうなっても案外いいんじゃないか?と思ってしまうのが怖いですね。なにしろ、天神原センセのモデルと思われる(ま、一人しかいないけど)先生は、いまだにご健在な国会ですから。居眠りこいてもなんのそのです。

    非核三原則。「持たず、つくらず、持ち込ませず」。そこに「使用せず」の一言がない。そういうセリフありましたね。盲点ですね、これこそ。

    性善説基盤に立つのなら「使用せず」入れなくてもいいのかもしれないけど、そんなことはありえない、ので。よそから借りて国外で使えば、非核三原則には抵触しない。

    ラスト三行よりも、この方がよっぽどの恐怖ですよ。
    ちゃんと調べてないので、使用を禁止している文面もどこかにあるはずと思ってますが。
    「使用せず」どこにも明記されてなかったら、どうしよう。

  • 薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ。シリーズが進むとマンネリ化を誤魔化す為に登場人物を増やしていったが、結局はワンパターンになる。けっこう楽しみは涼子と泉田コンビのやりとりなんだが・・今回はムフって部分がなかったな。少しは進展してもいいと思うんだけど~
    脇役の画一化は、いつもの棘ある社会ネタ、政治ネタでマンネリの部分。コメディ要素が多いんだから、残酷シーンは減らして欲しいなぁ~、内容的に余分なエピソードも多いし。今回の敵はゲームネタの・・スライムだっけ?勝てばいいの涼子方式で原因、設定は無視される。これじゃ、次が出ても・・読みますね~(笑)

  • 政治批判が織り込まれるのは常道にしても、ストーリーが無くては・・・
    唯一面白かったのは、有効武器がガムテープ、かな。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14312850.html

  • 初期の頃なら敵に対して毒をばらまき潔く成敗、お涼サマ豪快~!といった読後感になるのだが、今回は特に政府やら機関やらに対する毒が多くて辟易。
    せっかく魅力ある主人公なのに、読者に対しても「嫌な女」に成り下がっている感じ。口を開けば文句ばかりのような気がする。

    作者はこのシリーズを書いてストレス発散しているらしいが、よほど社会に不満タラタラなんだろうなという印象。

  • 前作も酷かったが今作もさらに政権批判色が強く、一体何の話だったんだか、もはやエンタメとして楽しめないシリーズになり果ててしまっている気がします…。
    元々このシリーズは政権批判な部分はあったのですが、それがお涼さまのキャラを描くスパイスになってた初期に比べると最近はむしろそっちが主目的じゃなかろうかという気さえしてきます。

    お馴染みのキャラたちに免じて星ひとつ上乗せしておきますが…一体どうなってしまうんでしょう、このシリーズ…(^^;)

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プロフィール

田中 芳樹(たなか よしき)
1952年、熊本県本渡市(現・天草市)生まれ。学習院大学文学部・国文学科卒業、同大学大学院博士課程(国文学)修了。1978年に李家豊(りのいえ ゆたか)名義で雑誌『幻影城』に応募し、『緑の草原に…』で第三回幻影城新人賞(小説部門)を受賞、作家デビュー。
1982年、田中芳樹名義で、『銀河英雄伝説』シリーズを発表。アニメ化、コミック化、ゲーム化された大人気作品となる。ほか、2017年に完結した『アルスラーン戦記』もアニメ・ゲーム・コミックなど様々なジャンルミックスがなされており、非常に人気が高い。ほか、『創竜伝』などの人気シリーズがある。

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