陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 3908
レビュー : 498
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396210267

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりみんな歳をとったんだなあ
    でも相変わらずの洒落た会話!
    響野さんがいつもに増して役に立たなかった笑
    成瀬さんは前回よりも人間味があって良かった!




  • この作品の感想、というわけではないですが、、
    読み終わったときに、ふと感じたことを残します。









    すきだった子から伊坂さんの小説を勧められたのが、きっかけでこれまで伊坂さんの作品をたくさん読ませていただきました。(いまでは純粋に伊坂さんの作品がすき)

    最近では他の方の書かれた小説を読むことが多くなってきたが、改めて伊坂さんの作品を読むと、やっぱりすきだなあと感じます。(やっぱりいまでもそのときの子がすき、というわけではないです。)

  • 9年越しのシリーズ最新作である。年月の経過による影響は大きく、特に監視カメラ等のセンサー技術の発達やスマートフォンの普及など、IT化の波が押し寄せたせいで、元よりリアリティに欠けていた銀行強盗という生業がより希薄な感じになってしまっていて、前作、前前作ほどはのめり込めなかった。この現実の変化が緩い銀行強盗クライムコメディといったシリーズの根幹を揺るがしていて、何とも言えない空しさがある。その代わり、本作の悪役である火尻という記者はえげつなく、今までの伊坂幸太郎作品の中でも屈指の下劣さである。今までの悪役は書き割り的な部分が大きく、絶対悪といった概念じみた悪役造形のキャラが多かったが、火尻は地に足の着いたいやらしさがあり、伊坂幸太郎の小市民描写の巧みさがそのまま翻ったようなキャラ造形である。こんな悪役は現実にいそうという妙なリアリティがあり、新境地を感じさせた。また後半部分の展開も面白く、迷い犬の伏線はバレバレではあるものの、それらをまとめてカタルシスに持っていく手腕は流石。捏造記事を書く記者に対し冤罪をふっかけるのは倫理的にどうかとは思うが、彼らは正義の味方でなく銀行強盗で、悪党である。加えて言うならば、捏造記者が冤罪で苦しむのは自業自得であるといえよう。悪人への裁きという意味で、荒唐無稽な銀行強盗という設定が最後の最後に生きたと思う。

  • なんとかして大桑さんに亀を返してあげてほしかった

  • 軽快なテンポ、ひょうきんなキャラクター、してやったりの爽快感。すらっと読める作品。
    難しい本を読むときに、あわせて読みたい。

  • 「陽気なギャング」シリーズ3作目。人の嘘を見破れる成瀬,演説名人のおしゃべり男響野,動物大好きなスリ名人久遠,人間タイマーの雪子の4人からなる銀行強盗グループ。たちの悪いゴシップ記者にその正体を気づかれてしまい脅迫される。記事に書かれたらアウトという状況はかなり不利だ。絶望的な状況にあっても4人が交わすしゃれた会話は楽しい。そして,細かい伏線がすべてラストにつながっていく構成の巧みさは相変わらず。

  • おっもしろかったーーー!!!!
    ギャングシリーズ大好きなので、みんなの新しい物語を読めて幸せ。1、2も読み返したくなった。

    伊坂幸太郎に外れはないね。困ったときの伊坂幸太郎だ。本を読みたいけど何を読もうか迷う、読書が苦手なので本を読む練習がしたい、おもしろい本が読みたい、みんな伊坂幸太郎で解決する。

    ギャングシリーズでは響野さんと久遠が特に大好き。あとどのキャラも本当に会話劇がおもしろくって声を出して笑っちゃう。読んでいてこんなに楽しい気持ちになる本も珍しいよなぁ。
    そして悪いキャラに対するイライラは溜めて溜めて溜めて、最後にめちゃくちゃ発散させてくれる!スッキリー!!

    キャラに愛着があるから個々の成長に感慨深い気持ちになったり、変わらないところにホッとしたり。
    またみんなに出会えてよかった!本当におもしろい小説です!

  • ハマって読んだら面白いんだろうけど、時間と気持ちに余裕がない。こんな時に、無理矢理読み進めた結果、言葉遊びみたいで薄っぺらい話だったなんて残念な感想しか今回はない。

  • 2019年1月27日読了。

    233ページ。(4段組なので466ページ相当か?)

    響野、成瀬、久遠、雪子の陽気な銀行強盗の話。
    前作以来9年振りらしい。

    さすがに彼らもそろそろ銀行強盗は難しくなってきていることに気づく。
    ちょっとしたことから、クズ記者と関わりあることになり、ちょっとしたことから、そのクズ記者に銀行強盗であることを疑われる。

    伊坂幸太郎らしくウイットに富んだ表現と、小気味よいストーリー展開。
    多分、シリーズはこれで終わりだと踏んだ。

  • このシリーズ軽快に読めて好き。
    登場人物のキャラの立ち方も好み。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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