魔界都市ブルース 餓獣の牙 (ノン・ノベル)

著者 : 菊地秀行

• 祥伝社 (2018年5月10日発売)

作品紹介・あらすじ

魔界医師〉にも重傷を負わせる〈亀裂〉からの使者。
〈新宿区民〉は餌!? 不死の人狼、現わる！
累計700万部突破の絶頂エンターテインメント最新刊！

〈魔界都市“新宿”〉と周囲を画する巨大な〈亀裂〉の底から、餓えた人狼の群れが出現し、三日のうちに観光客、〈区民〉、老若男女の別なく四十余人を貪った。彼らの圧倒的な不死能力に、美貌の人捜し屋･秋せつらが、吸血鬼の長・夜香が苦闘し、生死の理を極めたはずの〈魔界医師〉メフィストすらも瀕死の重傷を負う。〈魔震〉直後に東欧から妖魔の天地を求めて来襲した人狼の末裔が、地上に殺戮の嵐を呼ぶ策謀の目的は？ そして、芳香とともに現われる謎の女西夜の正体は？ やがて果てなき闘いは〈新宿区民〉殲滅に向けて暴走する！

感想・レビュー・書評

[koukaさんの感想 · 2018年7月26日]

憶えている限り、せつらの同衾シーン二人目……。
結局正体不明のままでしたね。また出てくるのかな？

1番の見所は戸谷さんの戦闘シーンというかインパクトありすぎて他の戦闘シーンが霞んでしまった……!!

[さゆらさんの感想 · 2018年5月30日]

え、今まで人狼ものってなかったかな？と思い返して見たが、正直覚えてない。
というわけで魔界都市ブルースですが、新宿は今、何年なんですかね考えないでおこう。

ぼくらの愛すべき外谷さんは、それこそ当初は外出中で出てきてくれませんが、挿絵に登場するわ、ゲームの中でしか見たことのないような移動および攻撃（！）かますわ、大活躍です。ヤッタア。

ところでこの話、読んでいてラストあたりでは誰と誰が対峙して、誰が生き残って誰が死んで、あたりがまったくもってよくわかりませんでした。
読解能力が地に落ちている。

[ねえなさんの感想 · 2018年5月16日]

ざっつ、えんたーていんめんと

著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」