梅干と日本刀 日本人の活力と企画力の秘密 (中) (ノン・ポシェット)

  • 祥伝社 (1985年1月1日発売)
4.00
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784396310035

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学校でも歴史は習うが、それがすべてではない。学校で教えない歴史の方は面白いことがある。




    今回の本は、1985年に発行された古本だが、今読んでも面白い。




    レンガと言うと明治時代以降のものかと思っていたら、意外なことに奈良時代にもあった。磚(せん)と呼ばれるレンガ板を東大寺などの奈良時代の寺院の床に使っていた。平城京や平安京などは、全部レンガ敷きだった。




    ではどうしてレンガを使わなくなったのか。それは日本の風土に合わなかったからだと指摘している。レンガは湿気や地面の水分を吸ったり吐いたりする。高温多湿な日本の気候には合わないなあ。




    「日本の文化は、柔軟な建増し構造 あらゆるものを貪欲に呑み込んだ日本の重層社会」と述べている。日本料理もその例として挙げている。




    生で食べられない野菜でも、おひたしにして、少し火を通すことで野菜の味を生かして食べる。




    衣食住を見ると日本社会の多様な姿が浮き彫りになる。

  • 初対面の人を、「お近づきのしるしに、ちょっと一杯」と誘う。これは、飲食の場を共にすることで連帯意識の確認をはかる共食文化の表れだろう。日本人特有の美点を教えてくれる名著『梅干と日本刀』の続編。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

樋口清之(ひぐち・きよゆき)
奈良県生まれ。先祖が織田有楽斎の旧家。國學院大學文学部国史学科を卒業。同大学文学部教授、名誉教授、同大学栃木短期大学学長を歴任。文学博士。静岡県の登呂遺跡発掘をはじめ、考古学の黎明期に多大な業績を残す。専門の考古学民俗学の世界では最高権威者の一人。マスコミ出演、講演活動など幅広く活躍し、豊富な知識に裏付けられ数々の著書にはファンも多い。

「2025年 『日本史の”なぜ“』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樋口清之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×