- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396312138
感想・レビュー・書評
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ワサビのひそやかな辛さと唐辛子の開けっ広げな辛さから説き始める日本・韓国論。純粋に韓国生まれの著者は在日韓国人に対しても厳しい。日本ほど平等な国はない。在日でもこんなに恵まれている?やや一面的な気がしましたが・・・。またクリスチャンらしい著者の特徴か、バチ(バツではない!)があたるという日本独特の言葉の背景にある汎神論的説明も面白いです。
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日本人は、自然に対する受身姿勢である。納得、うまいこというなぁ。
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韓国について知りたくて読書。
著者の観察力と分析力は相変わらず鋭くて素晴らしい。表紙をめくると石原慎太郎氏が書評していてちょっと笑える。現在は日本へ帰化した著者が日本を選んでくれることを日本人として素直に嬉しく思う。それでも、ハングル読みの名前で通しているところに個人的に祖国愛を感じる。それは健全なナショナリズムだと思う。
本書は95年と比較的に古い。しかし、本書以降に日韓関係もそうであるが、日朝関係が大きく変化した。北朝鮮関連を調べていて著者のことを知り著書を読ませてもらっている。
本書からは朝鮮儒教を代表する文化である恨と、在日韓国、朝鮮人についての新しい氣づきを得ることができる。恨については少し誤解していたことを教えてももらえた。韓国人からみた在日韓国、朝鮮人論は興味深い。
読書時間:約1時間10分
本書は知人からいただいています。有り難うございます。 -
「辛さでも淡泊・内なるワサビと能動・発散の唐辛子」
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いやあよく分かるね。
民族の壁ってとっても大きいのですね。