命のロウソク―日本人に救われたユダヤ人の手記 (祥伝社黄金文庫 か 8-1)
- 祥伝社 (2002年6月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396312985
感想・レビュー・書評
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人生とは何かを考えさせられた良書。時間を大切に真剣に生きていきたい。
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「こんな具合にすれば、何人かは生き残るのではとみんなが同意し、家族を分散したのだった。」
ナチスドイツの迫害から生き残ったユダヤ人少年の話。少年版アンネの日記と言われている。私はアンネの日記も読んだ経験があるが、こちらのほうが不適切かもしれないが面白かった。
この環境で生き残れたは大変な幸運であろう。より具体的にゲットー内での出来事が書かれており、それへの対処も書かれているので興味深かった。読んで、大変だったのは分かったが、私の想像を遥かに上回る困難であったのだろう。これを頭で理解するのは無理だ。
しかし、それでも同じ悲劇を繰り返さないために歴史を学ぶ必要はある。この本はぜひ多くの人に読んでもらいたい。
ヘミングウェイの『武器よさらば』よりも断然面白い。 -
悲しく、そして暖かいもの。
人間であるべく姿みたいな・・・。
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