ここまで来た「あの世」の科学: 魂、輪廻転生、宇宙のしくみを解明する (祥伝社黄金文庫 て 2-1)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396313838

感想・レビュー・書評

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  • タイトルだけを見るとオカルト系のトンデモ本と思うだろうが、とんでもない。今後の科学の行く末を、明快なロジックで指し示す素晴らしい本である。
    著者の天外氏は、SONYの元重役、CDの開発者として知られ、科学と精神世界両方に精通していることでも有名。
    量子力学、深層心理学、東洋哲学、超能力、輪廻転生、瞑想やドラッグによる意識の変容、これらの事柄が、「あの世」というキーワードによって、実に分かりやすく一本の筋を通して語られている。
    著者の本はこの他にも色々読んでいるが、この本が一番読みやすく、また扱っているテーマも幅広い。
    目に見えない世界や、いわゆる「真理」に興味がある人は、買って損のない一冊です。

  • 物事の見方が変わる本。俯瞰もここまでいくと見事。何度も読まないと理解出来ない部分が多い。

  • 世界への意識を変えた教科書
    Its change my thing for world.
    my best textbook.

  • デカルト以来の近代科学で解明出来ない問題、例えば宇宙モデルにおける「暗黒物質」とか「暗在系」。
    逆にミクロのスケールで計り知れない「サブ・プランク・スケール領域」。
    こうした問題を考えるに従って、西洋科学の仮説は東洋哲学に近づいてくる。

    「あの世」や「魂」も”科学”のアプローチで説明可能と言える。
    とんでも本と片付けるのは容易いが、著者がピカピカだった時代のSONYの一線の研究者、ビジネスパーソンであると知ったらどうか。

    僕は天外さんの話が大好きだ!

  • ※※2001.7.27購入@読書のすすめ
     購入したのは文庫版前の新書版
     2001.9.9読書開始
     2001.9.15読了
     売却済み

  • 当時の上司に借りて読んだ。
    トンデモ本かと思いきや、思ったよりためになる本だった。

  • 元ソニー重役の根拠のない主張が強い内容。へたするとトンデモ本に
    ・デビッド・ボーム「あの世(暗在系)」では、「この世(明在系)」のすべての物質、精神、時間、空間などが全体としてたたみこまれており、分離不可能」
    ・「無意識」の構造は、あらゆる「個体」同士が、それぞれ異なる強度で結合された、全人類に広がる、巨大な複雑なネットワークと考えることができます。いかなる「個体」も、このネットワークと無関係に存在することは許されません
    ・宇宙の基本構造は、壮大な「無意識」のレベルのネットワークであり、生命を得て生まれてくる「個体」は、その大海の表面に発生した小さな泡のようなものでしょう
    ・宇宙は、全体として、ひとつの生命体です。その基本は、「無条件の愛」であり、また「仏性」であり、宗教が神や仏と呼ぶ概念と一致します。

  • 仕組みとしてあの世が見えます

  • 本人がちゃんと本文中で述べてるように科学ロマンって感じですかね。
    素粒子の物理と深層心理学から「あの世」とは暗在系にたたきこまれているものだとか、集合意識だとか、まぁとにかく読んだらわかるんですけどおもしろいです。
    他にもそうゆうヒッピーとかニューエイジとか科学と宗教の歴史とか。しかも読みやすし。

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著者プロフィール

工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』(いずれも小社刊)など多数。2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。

「2022年 『「正義と悪」という幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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