- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396314552
感想・レビュー・書評
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「捏造の世界史」といいながら取り上げた事件はたったの4つ、それも全て20世紀初頭〜ケネディ暗殺周辺など凄まじい偏り、文章はブログ並で構成もあっちこっち飛ぶので人物像や時系列が理解しにくい、とかなり手抜きの内容に感じられた。
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読書録「捏造の世界史」3
著者 奥菜秀次
出版 祥伝社
p178より引用
“ 案外、暗殺研究家らは真相をああだこう
だといつまでも論ずるのが楽しいのでなかな
か結論を出さないのかもしれない、などとい
うのは穿った見方だろうか。”
目次から抜粋引用
“誰が切り裂きジャック日記を書いたのか
ヒトラー副官、マルチン・ボルマンは生き
ていたのか
ケネディ暗殺はなぜ永遠のネタと化したの
か
悪魔の棲む家には誰が住んでいたの?
ハワード・ヒューズの数奇な生涯”
アメリカ現代史研究家である著者による、
いつの時代にも存在する事件の捏造にまつわ
る逸話について記した一冊。
切り裂きジャックについてから大富豪の遺
言についてまで、関係者への直接対話を交え
て書かれています。
上記の引用は、ケネディ暗殺について書か
れた章での一文。
こうして見ると、人の不幸で飯を食う人たち
というのは、世界中に数多く存在するのだな
と、思わざるを得ません。出来ることならそ
ういう生き方をしないように、気をつけたい
と思います。
事実を捏造する人達がなにより悪いので
しょうが、簡単に騙されないように、情報の
見方や接し方には注意しなければならないと、
改めて考えさせられる一冊。
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新書文庫