哲学カフェ! 17のテーマで人間と社会を考える (祥伝社黄金文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.20
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本棚登録 : 180
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396315443

作品紹介・あらすじ

本書で扱うテーマは、身近な話題から、社会の矛盾や問題点、そして人間の根源に迫るものまでバラエティに富んでいます。ひとりでは答えが出せなくても、もしかしたら…。また、古今東西の哲学者たちが、これらの疑問にどう悩み、どう答えたかもフォローしています。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学入門書のような印象でした
    初めてこういった書籍を読んだので色々と興味深かったです!

  • p.2011/6/10

  • 既読
    再読②


  • 小川先生の夢ナビTALK『哲学の本当の面白さ』(https://www.youtube.com/watch?v=9h3LDBS7ayQ)を拝見し,面白い先生だと思い,著書を読んでみました。

    本書は,小川先生が取り組んでいる哲学カフェをもとに書き下ろしたもの。
    そのため対話形式で書かれています。

    「男と女は区別すべきか?」「正しいことは誰が決めるの?」「人間とはなにか?」など一見すると難しい問いであるにも関わらず,参加者が活発に意見を交換し合っている様子がうかがえます。

    対話を通して人は学んでいけることを実感させられました。
    ただ対話を成立させる場としての「信頼」をどう育めたのかについては本書を読んでも明らかではないので,実際に参加してみるといいのかもしれません。

    いずれにせよ,難しい問題について人と少し話したくなる,そして考え続けたくなる,そんな気持ちにさせてくれる本でした。

  • 小川先生が主宰する哲学カフェでの議論をまとめたもの。様々な参加者の意見は面白いのだが、テーマにあった哲学者を毎回登場させるのはやや強引か。こういうカフェは面白そう。初級者向けにはちょうどよい内容だが、もっと知りたい人はやはり個別、専門書を読むべきか。

  • 新書文庫

  • 哲学で頭の体操!コーヒーでも飲みながら、哲学談義・・と、いった感じで初歩的な哲学の世界に浸れます。テーマは「人間関係」「愛」「暴力と権力」「幸福」等。

  • 哲学カフェって響き、なんとなくいいっすね。参加したことないけど。アート談義に花を咲かせるクアトロガッツのような。勝手に想像してみる。
    なんにしても、この本みたいに敷居が低いことはいいことです。ファシリテーターの手腕は重要。

  • 議題、テーマは良かったが、1つ1つの内容が浅いと感じた。
    哲学入門書という印象。

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著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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