- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396315443
作品紹介・あらすじ
本書で扱うテーマは、身近な話題から、社会の矛盾や問題点、そして人間の根源に迫るものまでバラエティに富んでいます。ひとりでは答えが出せなくても、もしかしたら…。また、古今東西の哲学者たちが、これらの疑問にどう悩み、どう答えたかもフォローしています。
感想・レビュー・書評
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哲学入門書のような印象でした
初めてこういった書籍を読んだので色々と興味深かったです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
p.2011/6/10
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既読
再読② -
小川先生の夢ナビTALK『哲学の本当の面白さ』(https://www.youtube.com/watch?v=9h3LDBS7ayQ)を拝見し,面白い先生だと思い,著書を読んでみました。
本書は,小川先生が取り組んでいる哲学カフェをもとに書き下ろしたもの。
そのため対話形式で書かれています。
「男と女は区別すべきか?」「正しいことは誰が決めるの?」「人間とはなにか?」など一見すると難しい問いであるにも関わらず,参加者が活発に意見を交換し合っている様子がうかがえます。
対話を通して人は学んでいけることを実感させられました。
ただ対話を成立させる場としての「信頼」をどう育めたのかについては本書を読んでも明らかではないので,実際に参加してみるといいのかもしれません。
いずれにせよ,難しい問題について人と少し話したくなる,そして考え続けたくなる,そんな気持ちにさせてくれる本でした。
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小川先生が主宰する哲学カフェでの議論をまとめたもの。様々な参加者の意見は面白いのだが、テーマにあった哲学者を毎回登場させるのはやや強引か。こういうカフェは面白そう。初級者向けにはちょうどよい内容だが、もっと知りたい人はやはり個別、専門書を読むべきか。
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新書文庫
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哲学で頭の体操!コーヒーでも飲みながら、哲学談義・・と、いった感じで初歩的な哲学の世界に浸れます。テーマは「人間関係」「愛」「暴力と権力」「幸福」等。
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哲学カフェって響き、なんとなくいいっすね。参加したことないけど。アート談義に花を咲かせるクアトロガッツのような。勝手に想像してみる。
なんにしても、この本みたいに敷居が低いことはいいことです。ファシリテーターの手腕は重要。 -
議題、テーマは良かったが、1つ1つの内容が浅いと感じた。
哲学入門書という印象。