家族が選んだ「平穏死」 看取った家族だけが知っている本当の「幸せな逝き方」 (祥伝社黄金文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396316143

感想・レビュー・書評

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  • 長尾医師の著書4冊目。これまでの著書3冊の内容に加えて平穏死を看取った家族の生の声が紹介されており平穏死を看取る家族の生活は平穏ではない事が生々しく伝わる。知識により思考が加速し判断力が向上する。読んでよかった。

  • 必要以上に良いわけではないんだけど、とってもよかった、というのが素直なところ
    死という大人になってしまったら言いにくい聞きにくいトピック
    前に読んだ介護焦点の本(苦しい、大変、抜け方、考え方、実際の記録)
    とまた違って、
    死ぬことが焦点になっているから、死ぬのに向かっていく一つとしての介護、病気、病院、手術、療養、それらにかかるお金も、デイサービスを使うと月いくら、兄弟で診あっても夜が同居の兄で、週末が弟で、昼間は私で・・・
    などなど。
    生の声だが、淡々と。ブレットポイントで説明されるような感じで、とてもわかりやすく、情報が整理できた感じ。
    胃瘻の悪とか、在宅介護のススメとか。
    どれも、情報をもらった上で、色々と考えたいトピック。ことが起こる前に、怒りそうになる前に、読めてよかったし、考えて、できれば話ておきたいなと思った。

  • 家族が病気のため、どのような治療を選択するか勉強しているため、こちらの本を購入。

    家族がどうだ、ではなく、本人が管やらなんやらつけて、人としての尊厳を失うと感じたら、こういう方法で死を迎えるのはありかなと思いました。

    私がもし死ぬ可能性がある病にかかったならば、手術はせず、家族と穏やかにくらしたいと思う。
    周りの人に迷惑はかけてしまうかもしれないけれど。

    大きな病院のお医者さんに課せられたのは、延命。手段を選ばない。
    だから患者さんがロボットかのように管やら胃ろうになろうと、延命するだけ。

    それを学べただけでも勉強になった一冊でした。

  • 20150208読了
    2013年出版。在宅で看取る際の留意点と事例集。P108抗癌剤はやめ時が大事 P198在宅死と警察は無関係 P209人はどう「死んでいく」のだろう テレビドラマでよくある「最期の言葉を残してガクッと息絶える」死にかたはあり得ないこと。

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著者プロフィール

1958年香川県生まれ。医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科を経て95年に兵庫県尼崎市で開業。一般社団法人 日本尊厳死協会副理事長・関西支部長。日本慢性期医療協会理事なども務める。ベストセラーとなった『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)、『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書多数。

「2022年 『完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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