「自己啓発病」社会 「スキルアップ」という病に冒される日本人 (祥伝社黄金文庫)

著者 : 宮崎学
  • 祥伝社 (2014年3月12日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396316334

「自己啓発病」社会 「スキルアップ」という病に冒される日本人 (祥伝社黄金文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 小泉純一郎や竹中平蔵がやった新自由主義的なものに対するマトモな反論。敵の敵は味方かといえば必ずしもそうではない。きちんとした立場から批判しないと、あまりのバカさ加減からかえって敵を利することに。「自助論」の読み解き方に顕著に現れているという自助のありかたの誤り、これから何が大切かというのを著者の立場から語っている。全面賛成という感じでもないけど、新自由主義的なことを建設的に批判していてタイトル以上の中身がある。

  • キレのある短い解説文が巻末に載っていた。とても冴えた内容で、さすがの柄谷行人といった感じ。

  • われわれは、これから、成長なき時代、勤勉が成功を呼ぶことがない時代をいきなければならない。そういう時代を生き抜いていくためには、まず、みずからでみずからを助けようとする自助精神が必要。だがその必要な自助精神は、現代日本の「自助論」礼讃者たちがいうような自助の精神ではない。「カネ儲けのための自助」「成功のための自助」ではない。
    「利己的自助」ではなく、他人のためにすることが自分のためになるという関係がおたがいに成り立っているような社会関係。「相互的自助」であるべき。
    藤井聡教授は「なぜ正直者は得をするのか-『損』と『得』のジレンマ」で、この関係を説明している。

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