会いたかった人: 傑作サスペンス小説 (ノン・ポシェット こ 6-2)
- 祥伝社 (1991年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396322380
感想・レビュー・書評
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ヒトコワ!
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短編のミステリ集。
ほんの小さな勘違い・誤解・まぐれが、こんな結果を招くとは!
思いもよらない結末にしっかり驚いた。
短編ながらしっかり伏線回収されていて、
まとまりのよさに爽快さを感じながら各編を読了。
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人の醜い部分、ねちっこさを見事に描いている。現実には、そんな状況になかなか遭遇しないかもしれないけど、ありそうで怖いです。
読み終えて不気味な感覚が残った。 -
再読。6編収録。
会いたかった人 / 結婚式の客 / 寄生虫 / 木陰の墓 / 運の問題 / 甘いキスの果て
「会いたかった人」のラストは残酷過ぎ。
それでも面白いと思わせるのがすごい。 -
ぞくぞくする話がいっぱい!会いたかった人、女の思い込みのこわさを感じた。わたしは木陰の墓がすき。
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短編集だと思わずに買ったので、ちょっとがっかりしたのも束の間、あっという間に引きこまれた、ちょっぴり怖い世界。
重い感じのサスペンス調なので、かえって短編でいいのかも。短編では物足りないと普段は思うのだが、さすがの筆致にすっかり夢中で読んでしまいました。
最近、軽めのばかり読んだせいか、このくらい毒がある感じがちょうど面白かったかな。
平成3年10月初版、23年4月で第22刷、ってのもすごいなあ、と。 -
サスペンス短編集。全6話。