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- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396322687
感想・レビュー・書評
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岩手県にある雫石川の河原で発見された女性の他殺死体。所持品からホテルのレストランのレシートが見つかり、被害者の身元が判明した。盛岡北署に設置された捜査本部の部長刑事や被害者の妹が、それぞれ被害者周辺の人間関係などを地道に辿っていくプロセスが前半を占めている。このシリーズの主役である浦上伸介と谷田実憲の登場はストーリー全体の半ば辺りからになる。
あちこちに巧妙な伏線が仕掛けられている。しかし、事件の真相に迫ることになる大きなきっかけは、読者からすると唐突である。浦上の最後の詰めに向けた取材記述は思わせぶりであり、結末もすっきりしない。個人的に、本作品の事件に関わる主要登場人物達に共感が持てないせいかもしれない。
浦上と谷田の活躍も、あまりパッとせず、読了後に欲求不満が残ったために★2とした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
某所のおすすめで読んでみたのですが、うーん......好みではありませんでした。ちょっと期待が高過ぎたかもしれません。
いろいろ面白い仕掛けが施されているとは思うので、はまった方の好評価も納得はできます。
ただネタバレが酷いので、裏表紙のあらすじは読まない方がいいです。買ったらカバー外して捨てた方がいいです。
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