魔性菩薩〈下〉 (ノン・ポシェット―サイコダイバー・シリーズ)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 20
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396324797

感想・レビュー・書評

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  • 二十年ぶりの再読。なんという面白さ。
    多くの作家が純文学より一段下に置いている「エロスとバイオレンスに満ちたエンタメ」の世界に、真っ向から、そして悲壮なまでの「覚悟の量」で挑んだ夢枕獏の熱き思いがこれでもかこれでもかとぶち込まれている。
    最初期のUFCで、海のものとも山のものともつかなかったグレイシーに「強いやつがいるなら行かなくては」と参戦を決めた市原海樹に対して、夢枕獏が使ったのがこの「覚悟の量」というフレーズだった。
    これだけの「覚悟の量」をもってエンタメに挑んだ夢枕獏だからこそ言えた言葉であり、だからこそその重みがこちらにも伝わった。
    大拍手。

  • そうか、毒島獣太は、ダーク・シュナイダーのモデルなのかー。
    そう思うって読むと、かわいく思えてくるな。

    というか、下巻で、性格、ちょっとまるくなってないかい。

  • 「叶雪を呪詛ってたのは、てめえか」陰陽師ひるこ―清純アイドル叶雪を夜ごと淫魔に変貌させていた老婆が、ついに精神ダイバー毒島獣太の前に出現した。が、「雪こそ魔性の女ぞ」と告げるひるこの謎めいた言葉に、毒島は事件の背後に怪しいにおいを嗅いだ。なぜか次々と消される関係者。はたして美少女の秘密とは。やがて浮かび上がる身の毛もよだつ真相

     1997年8月15日初読

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2018年 『バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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