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- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396324797
感想・レビュー・書評
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二十年ぶりの再読。なんという面白さ。
多くの作家が純文学より一段下に置いている「エロスとバイオレンスに満ちたエンタメ」の世界に、真っ向から、そして悲壮なまでの「覚悟の量」で挑んだ夢枕獏の熱き思いがこれでもかこれでもかとぶち込まれている。
最初期のUFCで、海のものとも山のものともつかなかったグレイシーに「強いやつがいるなら行かなくては」と参戦を決めた市原海樹に対して、夢枕獏が使ったのがこの「覚悟の量」というフレーズだった。
これだけの「覚悟の量」をもってエンタメに挑んだ夢枕獏だからこそ言えた言葉であり、だからこそその重みがこちらにも伝わった。
大拍手。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そうか、毒島獣太は、ダーク・シュナイダーのモデルなのかー。
そう思うって読むと、かわいく思えてくるな。
というか、下巻で、性格、ちょっとまるくなってないかい。
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